私には近所に推してる喫茶店のお姉さんがいる。 洗い立てのシャツのような爽やかな接客で私はすっかりトリコなのである。 いつもは息子と行っているこの喫茶店に、今日は一人で入ってみた。 入ってみて、すぐにお姉さんがいないとわかった。 『今日はお姉さんはいないのか・・』と私は内心肩を落とした。 どんだけ楽しみにしているんだ、自分。 ところが。 帰ろうとしたときに、なんとお姉さんがシフトに入ってきた! ちょっと気持ちが悪いが、私は滞在時間を延長することにした。 戻そう
先日、勤めていた会社を辞めた。 1年ほどずっともやもやと考えていたのに、ある日スパーンと 「うん、辞めよう」と思った。 なんとなく、そろそろ育児だけでなくちゃんと働きたいなと思い、 そう思ったらすぐに転職活動をしていた。 「流れるまま、流されるまま」といった感じが今回の仕事選びではぴったりな気がする。 それはいつも考えすぎる私からするとひどく珍しいことだった。 転職活動を始めてから1週間ほどで仕事を決め、 最短で就活が終わった。 息子を産んで価値観が一変した
わたしには、岩手にともだちが何人かいる。 「友達」ではなく「ともだち」というのがしっくりくる。 夫の故郷である岩手のともだちで、 みんな夫の幼なじみ。 結婚前からわたしも一緒に遊んでもらっていた。 ほんとうに優しい人たちなのだ。 毎回岩手に行くたびに、 わたしはともだちの優しさに触れて気持ちがきゅんとしたり、自分もこうならねばなあとしゃんとしたりするのだ 今回もそうだった。 先日、そのともだちたちとライブフェスに行ったときのこと。 わたしは原っぱに置いてある荷物を