サブタイトルをつけるなら ~言えなかった本音と、今言う後悔~ です。 あらすじ:モモが時間泥棒から時間を取り戻す話 今回の読書会は今までで一番後悔をしました。自分の勇気のなさが、とても悔しかった。勇気。その理由を書きます。 色々なメンバーの集まりがあると思うけれど、一番私が好きなのは、年齢も性別も違う、普段なかなか話せない、それどころか読書会がなかったら会うこともなかった人との読書会です。 良いところは、あと腐れがないところ。決してマナー違反しても「もう会わないし
来年は「旅読書会」をしたいとこっそり考えています。 朝早くに電車に乗りこむ。車内では行き先ゆかりの「伊豆の踊子」を読む。(もしくはとっておきの積読本を読む)。伊豆で開催されている読書会に参加する。主催者さんにおすすめの店など(知ってたら)伺い、静岡のグルメに舌鼓をうって、また本を読みながら帰る。これ以上ないほど贅沢な時間。 オンラインの読書会を仲間内でしたことがあるのですが、やっぱり顔をあわせたいな~と思うんです。体温があったほうが、より特別な時間になる予感がします。
夢を形にした人は、夢のイメージが鮮明です。夢が何か、語られなくても 「この人はこういうことをしたかったんだろう。そのときめきを形にて、人を幸せにしている」 私が読書会主催者になったら、いろんな読書会をしたい。 学校の読書クラブ、部活動、ママさんたちの集まり、学校司書の仲間で、地域の活性化に貢献など。 けれど一番やりたいのは『「私」で勝負する読書会』。 あなたのおうちがどこで、ここまでどうやって来て、ご職業は何で、子どもの性別はなんだとか、そういうの、嫌だなと思うこと
読書ノートをつけています。あらすじを書くのが苦手です。 なので、相関図を書くようにしています。 相関図を書くと、書く場所が足りなくなったり、関係者同士をうまくつなげなかったり、ぐちゃぐちゃになったりと、ストレスになることもあります。人が多くて何回も書き直したけど、結局主要人物は三人だけだった(涙)なんてこともあります。 けど、それも含めて面白い。 「えぇ!この人とこの人って同一人物だったの!?(太い赤マーカーがページ横断)」「え、犯人てこのちょい役の人?!相関図にいな
先日、はじめての場所での読書会に行きました。 『劇場』 又吉直樹 古本屋兼喫茶店という素敵な場所。マスター以外は初めてお会いする方ばかりで緊張していました。しかし、本を囲めばあら不思議。楽しい交流会となりました。 今まで参加した読書会の課題本と比べると『劇場』は手にとりやすい大衆向けの本でした。登場人物も日本人のため、自分の感覚と近しい。そのため、情景が浮かびやすく、感情移入して読むことができました。私の住む場所は関西ではないので、言葉の端々で笑いをとってなんぼの主人公
夢を叶えるには、まず自分がサービスを受ける側になる、というのが『夢をかなえるゾウ』にありました。サービスを受けた側の感動を覚えておいて、自分だったらもっとこうする、という展望を意識する。 『フラニーとズーイ』J・Dサリンジャー 村上春樹訳 新潮文庫 正直、惨敗でした。読書会に勝ち負けはないのですが、自分の浅さが悔しかった。けど、これ以上頑張るのは無理だった・・・ ライ麦畑~を読んだのは社会人になってからで、その時も今回も、「私が思春期に読んでいたらもっとよく理解できたか
幼年文学の講座を受けたとき、読書とは心のひだにふれる行為だ、という説明を聞き、それ以来この言葉が好きでよく思い出します。 音の波長のような波が、上が薄くて下にいくほど濃くなる色のグラデーションの中を進んでいくイメージ。自分の波長と、物語のもつ波長が触れたときの化学反応がある種のときめきだと思います。 ひだにふれるのは、最近ちょっとがんばらないといけなくなってきました。無意識にサーっと読むと、波長が浅くてひだに引っかからないときもあるからです。本当に物語を味わいたいと思うと
どうして読書会の主催者になりたいかというと ①もっと話したい、会いたい 学校は時間の流れが速く感じます、子どもたちはどんどん成長して卒業していく。卒業したらさようなら。読書は一生続いていくのに関係は切れてしまうことを、寂しく思っていました。またどこかでふらりと会いたい、そんな場所があったら、というのがきっかけです。 ②常連さんの居場所になりたい 常連の喫茶店とか憧れます。マスターと顔見知りで「いつもの」で通じるような友好感。いつ行ってもいい、いつ行かなくてもいい。けど
中世後期の北ヨーロッパ。国民の幸福と王の栄を祈り、鐘の音は絶えず町中に流れていました。年若き王、アルヴィドは耳をふさぎます。 <なぜぼくは、ここにすわっているのだろう? いったいなんのために……。> 孤独な王のもとに、王の鞭打ちの身代わりとして連れてこられた青年ヘルゲ。この出会いにより、二人の運命は大きく動きはじめます。 *** 導入の言葉から、主題をつきつけられます。 自分は一体、何のためにここにいるのだろう。 国王の一人息子であったアルヴィド(16)は、生ま
私が『 毎日読みたい365日の広告コピー』を手にとったのは、大学時代の後輩が国立の谷保で小さな出版社と書店をはじめ、そこに遊びに行ったときです。おみやげに何か買っていこう、と店内をみていたら、面だしで置いてあるのをみつけました。表紙はラムネみたいな色で可愛いし、帯は松浦弥太郎さんだし、何より後輩の推しならプラチナ本でしょ!と、ほくほくした気持ちでレジに持っていったのを覚えています。 それから一年以上たちました。まだ全体の3パーセントくらいしか理解できていません。というよ
はじめまして、mikaといいます。 noteをはじめたのは「読書会の主催者になる!」の夢を叶えるためです。 きっかけは、近所の本屋さんで開催されていた読書会に参加したこと。 課題本は村上春樹の『風の歌を聴け』でした。 読み終わった本が一冊まんなかにあるだけで、はじめた会った人とこんなに深い話ができるのかと衝撃をうけました。 そして、その本は私にとって特別な一冊になりました。 生きられる時間は限られているため、全部を費やしてもすべての本を読むことはできません。 一