【選んで無職日記48】寝過ごしたニートと鍼治療
2024/9/3 火曜日
今日朝9:00に目覚まし時計をかけておいたのに、気づいたら10:30に起きてしまった。やばい、寝過ごしたと思ってリビングに向かうと、すでに夫は仕事を始めていた。
寝過ごした！と伝えると、「何に寝過ごしたんよ」とツッコまれる。「ニートなんだから何にも所属してないし、何にも遅れてない」
ごもっともである。「ニートには人権がないんだ！」と叫ぶと、「それは君がニートが悪い立場だと思っているからだ、俺はニートが悪いなんていっこも思っていない」・・・おお～～～～～。
要するに、私が働いていた頃、働いていない人のことを心のどこかで良くないと思っている節があったのではということだ。その後夫はイギリスで働いていた頃の話をし始めた。
私もイギリスにいたので同じ経験があるが、イギリスにいると、大学を卒業したからすぐ仕事をせずに一年か二年世界を周るんだ～という人が沢山いた。別にこれは現地の人だけではなく、海外からの留学生も似たようなことを言う人が多かった。地元の大学を休学して留学に来た人、大人になって英語を学ぶために仕事をお休みしている人など理由は様々だが、一様にして皆”仕事をしないことは悪ではない”という考え方であった。自分の人生をより良く生きるため、やりたいことをやるために仕事をしない。
その話を聞くと、今の自分に少し自信が持てる。そういえば、生きたいように生きる時間を作るために仕事辞めたんだったなあ。
今日は午後から鍼の予約を入れていたので車で向かう。ここ最近ピラティスに真面目に通うなどして運動しているからか、肩こりや首の痛みなどがわりかし良くなっていた。この状態を維持するためにもメンテナンスは必要。車を出すのがちょっと面倒だが、諦めず鍼灸院へ向かった。
脈診をしてもらうとすぐ、「なんか身体の調子よさそうだね！」と言われる。すげえ～～～～～！はい、なんかここ最近調子いいです！
今日も手足にプスプス鍼をさされて終了。
その後、百均に行きたいのでショッピングモールへ向かった。実は私はシールやポストカードのデザインをして販売をしているのだが、それを入れて販売するためのOPP袋が在庫切れになってしまったためだ。以下、宣伝。
無事袋も手に入れたし、茶でもしばいて帰るか～そういえば郵便ポストに出すものあったな～と一階におり、モール外にあるポストの方へ歩いていると、おじいさんの大きな叫び声が聞こえた。
びっくりしてそちらをみると、カートに手をつかないと歩けないレベルでよぼよぼのおじいさんが、カートにもたれかかりながらスーパーの店員さんに叫んでいる。
「～～～～って言ってんの！！！！！」みたいな声が聞こえるが、声がしわがれているので内容は聞こえない。店員さんは数人集まっておじいさんと対峙しているが、皆怯えた顔をしていた。
うお～怖え～と思いながらポストに向かい、戻ってくる時にもう一度見てみると、店員さん一人が電話をどこかにかけている様子で、途中警備員のお兄さんともすれ違ったから彼を呼んだのだろう。何にそんなに怒ってんだろう。
大声で誰かに叫んだり怒ったりしている人を見ると、ある種羨ましいなと思うことがある。私には人前で叫ぶ勇気はない。態度の悪い店員さんがいたり、何かこちらが被害を被るような内容のことを店側からされたとして、勿論イラつくしキレそうになるが、実際に怒ったりすることはない。その前に、こいつに何言っても無駄なんだろうな～と思って諦めてしまう。この話、もうちょっと別の機会に書きたいな。
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