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ギリシャ神話の話 ゼウスさんすごい

 つい最近になって気付いたことなんですが、「ギリシャ神話」が好き!

 何となく美術関連の文章や画集をみていて、綺麗な絵だな~内容をもっと知りたいなあと思う絵の題材がギリシャ神話のことが多く、それからギリシャ神話そのものについての文章を読むようになりました。

 そもそもは絵が好きという部分があるんだけど、実は「この絵が好き!」と決まっているわけではなく、美術展に行って絵を見ている時に、綺麗だなあ、この絵のテーマ気になるなあ、と思って壁の解説を読むと、ギリシャ神話が題材のものが多かったところから私の興味が始まります。(ところで視点がまったく素人。綺麗ー!好きー!惹かれるー!という単純なマインドで絵を鑑賞しています。この時代はこうで作者の歴史はああで技法がこうでという見方は追々文献を読んだ時にへえ・・・という気持ちで理解しています。理解出来ているかさえ微妙)

 なんかギリシャ神話気になるー!そして登場人物多すぎー!わかんないからこれ読んだろ!と思って読んだのが下の一冊。ギリシャ神話って神様だけではなくスペックばり高の一般人も出てきて、しかも神様たち(特に神々の王ゼウスさん)が馬鹿みたいに浮気を繰り返してどこどこ子供産むので、登場人物の関係性が分かりづらいけど、これ読めば何となく頭の中が整理出来ます。

 「怖い絵」で超有名な中野京子さんのギリシャ神話篇も非常に読みやすい!というか中野京子さんの文章自体本当に読みやすい。美術についてこれから知りたいという方もさっくさく読めると思います。絵に対する説明やアプローチがわかりやすいです。なんか本の紹介みたいになってきてる?

 余談ですが中野京子さんといえばこれは外せない、「名画と読むイエス・キリストの物語」キリストの一生を名画をはさみながら見届ける一冊ですが、すごく感動した思い出がある本です。読んでいる途中から、自分とは全く関係のない話なのに胸にぐっとくるものがある・・・

 ちなみにギリシャ美術というと、本当に一か月前くらいには「え~あのなんか綺麗な白い彫刻~」くらいに思っていたけど、もちろんギリシャ美術とギリシャ神話が切り離せるわけもない。今は下の美術史入門2を読んでいます。2を読んでいる理由は1よりギリシャ神話に関する文章が多そうだったから。初めからちゃんと勉強せえ・・・

 実は私は立体物のアートが少し苦手です。何故か絵の方に惹かれる。なんでだろう・・・3Dだとリアルすぎるのかなあ。この疑問は頻繁に自問しているけど、答えがまだ出ません。なのでギリシャ美術も、いやー彫刻多いっしょ?ちょっと苦手なんよね・・・と敬遠していた。

ちなみに【敬遠】という単語をググると

けいえん
【敬遠】

《名・ス他》表面はうやまったような態度をして、近づくのをさけること。意識してさけること。

と出た。まさにこれ。美術館で彫刻に出会うと一旦その前には立つけどそのままニッコリして終わります。いつか本気で向き合える日が来ますように!


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