見出し画像

アラサーバツイチ、一箱本棚オーナーを始めるってよ

はじめまして、Kouと申します。
どこにでもいるような、普通の会社員をしています。

県内に“みんなの図書館”(私設図書館)がオープンしたことをきっかけに、一箱本棚オーナーになってみました。

noteでは、自分の管理する本棚のことや、日常生活で感じたことなどを適当に記録していきたいと思います。


一箱本棚オーナー制度とは?

そもそも、一箱本棚オーナー制度とは何か。
恥ずかしながら、お世話になっている私設図書館さんに出会うまで、私自身も知りませんでした。

一箱本棚オーナー制度の説明を、みんとしょネットワークのホームページから引用させていただきます。

一箱本棚オーナー制度は、まちの図書館に自分だけの本棚を持つことができるオーナー制度です。一箱本棚には本棚オーナーが選書した本が置かれ、利用者は自由に借りることができます。本棚オーナーは、月額のオーナー料を支払うことでなることができます。

みんとしょネットワーク | まちが育て、まちを育てる。 (sancacu.org)

初めて聞いたときは、
「オーナーにとっては金銭的にメリットがないのに、やりたい人がいるの?」
という疑問が、頭を掠めました。

しかし、それはすぐに
「楽しそう! 私なら、どんな本棚にしたいかな」
という気持ちで上書きされ、
「こういう人がオーナーをされていらっしゃるのでは!?」
と思いなおし、オーナーになろうと思いました。

HONSOGO lab.とは

自分がオーナーを務める本棚を『HONSOGO lab. 』と名付けました。

“HONSOGO”は、方言である“ほんそご(最愛の子)”をもとにしています。
同じように、こちらの地方では「いいこいいこ」と親が子をよしよしとあやす言葉は、「ほんそほんそ」になります。

大人になり、辛い日々を過ごしていても、誰かに「ほんそほんそ」と言ってもらえる機会が減りました。
そもそも、自分が誰かの“ほんそご”である自信もありません。

それでも、せめて
私は、私にとっての“ほんそご”だ
と思って生きたいですし、そういう気持ちを共有できればと思っています。
『HONSOGO lab. 』には、私をそんな気持ちにさせてくれた本を置いていきたいです。

その他、込めた意味としては次のようなものがあります。

・本も私にとっての“ほんそご”だから
・本(HON)と相互(SOGO)に対話するなかで癒されてもらいたい
・本(HON)を通じて、他の利用者さんと相互(SOGO)関係ができたら楽しそう
・試験的にやってみるところから、ということでlaboratory

どんなふうにやっていくのか、いつまでやるのか等々はまったく考えていません。完全に見切り発車!
楽しいと思える範囲で、ぼちぼちやっていきたいと思います。

私自身について

幼少期は、よく本を読んでいたはずが、ほとんど記憶に残っていません。
でも、物語にわくわくした気持ちや、図書館や書店のように本がたくさんある場所が好きだったことは覚えています。

年を重ねるにつれ、本を読まなくなりました。
ただ、心底辛いことがあり、何も手につかない日々を過ごした後に救いを求める先は、決まって本でした。

そんな方法でしか本に触れていないため、読書経験は浅いです。
読みたい本を読みたい時にしか読まないので、知識もありません。
でも、「それはそれで個性ということで、良いか!」と割り切ることにしました。

そんなアラサーバツイチの本棚が、誰かの癒しになったら幸いです。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集