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而今を生きる
私の大好きな師匠である松村寧雄先生のテキスト(マンダラシリースセミナー)から抜粋して紹介いたします。
『而今を生きる』道元「正法眼蔵」より
=「今」そして「此処」を生きる=
過去は、過ぎ去って「今」にはありません。
未来も、まだ来ていませんから「今」にはありません。
「而今」とは、道元禅師が好まれて、よく使われた言葉です。
この実践活動が出来る境地に到達した人を「悟れる人」、ブッダというのです。
この実践活動は、それほど難しいことではありません。なぜなら、わたしたちは常に今、そして此処、以外に存在していないからです。
このまたとないチャンスの真っ只中にいるにもかかわらず、行動をためらうのです。「もう少し、先に延ばそう」、「昨日のあれをしよう」、「明日のためにあれをしよう」、「くたびれたから、先に延ばそう」と。「今そして此処」の唯一のあなたの豊かさを生み出す原動力を忘れて。
「今そして此処」を生きる私たちは、「永遠を生きる」のです。
「だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。」
マタイによる福音書 6:34 口語訳
https://bible.com/bible/1820/mat.6.34.口語訳