見出し画像

旅行動画を撮りたいからGoPro HERO9を買いました

無職なので旅行します

コロナで失業して再びニートになりました。アメリカの永住権があるから無職でも帰国しなくて済みます。先日ワクチン接種2回目の接種を終えて2週間経ちましたので、無職で時間があるし旅行をすることにしました。これを書いているのは1ヶ月ほどのアメリカ放浪を終えてカリフォルニアに戻ってきたあとのことです。

せっかくだから旅行を動画で収めてみたいと思ってカメラを買いました。GoPro HERO9というアクションカメラです。少し使ってみたのでレビュー的なことを最初に書いてみようと思います。

長所

GoPro HERO9はよくできたカメラだと思います。最初は色々な人の意見を聞いて設定を色々いじったりNDフィルタをつけてみたり工夫をしたのですが、いまのところほぼデフォルトのGoProカラーなどの設定で多用しています。指先でつまめるほど小さく、それでいて屋外の明るい環境だといい映像が撮れます。

カメラ本体もよいのですが、豊富なマウントがあることも便利な点です。特に多様するのがSuction Cupという吸盤付きのマウントと、Magnetic Swivel Clipという磁石つきの洗濯バサミみたいなマウントです。

吸盤マウントはかなり吸着力は強く、車のボンネットに貼り付けて撮影しても外れる心配がありません。ガラスなどツルツルのものなら何でも使えます。電車の窓に貼り付けて外の風景を撮影したりしました。ただし工夫しないと好きな向きにカメラを向けることができない点は注意です。電車の窓に貼り付けて、外の風景を少し前向きになるように設置するためにあれこれ工夫しました。GoPro Gooseneckのようなものを買っておくべきでした。

画像2

洗濯バサミマウントは磁石付きなので、鉄製のもの(冷蔵庫とか)に簡単に貼り付けることもできるし、何かに挟み付けることもできます。

画像1

短所

GoProは便利なのでバックパックにくっつけて歩いたりして使っていたのですが、ちょっと暗所に入ると画像がにじむ問題がありました。にじむと言ってもわかりにくいと思うので、他の方の動画ですがわかりやすいものを紹介します。

途中から始まるようにリンクを貼っていますが、ブレるというかにじむというか違和感があるのがわかるでしょうか。この問題はジンバルという安定化装置みたいなものを使うと軽減します。

しかしジンバルを使うとGoProの手軽さがなくなってしまいます。

問題点

動画はパラパラ漫画のように静止画の連続でできています。静止画は、ISO感度、シャッタースピード、絞りなどでコントロールしますが、GoProには絞りがないのでISO感度とシャッタースピードで調整しています。カメラは光を記録する装置なので、光を受ける時間を伸ばす(シャッタースピードを遅くする)か、光を受ける感度を上げることで明るく撮影できます。

感度は標準の機能で幅を選択できます。ISO 100〜400まで可変のように選べます。一方でシャッタースピードについては「自動」か固定しかありません。

少し使ったところ、固定はあまり使い勝手がよくないと感じました。晴れた昼間の屋外というのは思ったより明るく、ISO 100より減感はできないので、あとはシャッタースピードを遅くすることでちょうどいい明るさに調整するしかありません。しかしシャッタースピードが固定されているとそれができません。結果的に画面が真っ白に飛んでしまいます。上級者はNDフィルタをつけるとか色々しているようですが、都度フィルタをつけたり外したりするとお手軽感がなくなってしまいます。

では自動にするとどうなるかというと、割とうまくいきます。しかし日陰とか屋内とかちょっと暗い程度のところでも光量不足でシャッタースピードががくんと落とされてしまいます。その結果、にじむことになるようです。

解決策としてはシャッタースピードも1/96〜1/1000とか幅を選択できればいいのですが、標準機能ではそれがありません。

解決策

GoPro Labsという実験的機能が提供されていて、その中に「新しい露出モード:時限式の露出ロックと最小シャッター速度を設定します」です。これをテストしてみました。ただ、ここではシャッタースピードではなくシャッター角度という値を指定します。設定はQRコードを読み込む形で、カメラ側では確認できないみたいです。

まとめ

GoProはYouTubeなどであれこれ設定を試している人がたくさんいます。つまり結構調整が難しく、上級者でもこれがベストという設定を見つけることができていないようです。GoPro Labsの新機能は一度設定してしまえばあとはおまかせでよしなにやってくれる予感がします。

あとは旅行で撮りためた動画が山程あるので、YouTubeチャンネルを作って公開してみたいと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!