問い合わせ来たらマイナス評価?ヤフーショッピング出店者ノウハウ
ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。
ECベテランのますくんです。
今回は、ヤフーショッピングに出店していてヤフーショッピング側から評価されるポイントの1つ「お問い合わせ」について詳しくお話します。
実はこのヤフーショッピングのユーザーからのお問い合わせには、
●返信速度で評価が変わる
●お問い合わせの量で評価が変わる
のをご存知でしたでしょうか?
今回はこのヤフーショッピングのお問い合わせについて解説していきます。
ヤフーショッピングの評価って?
まずそもそもヤフーショッピングが出店者に付ける評価ってなに?って所を簡単にご説明します。
ヤフーショッピングは出店者を採点して評価しています。
このヤフーショッピングの評価次第で、
●検索順位を落される
●最悪の場合にはペナルティで休店措置や退店措置
このようにヤフーショッピングは出店者を評価して、何らかの措置を取っています。
休店措置や退店措置のようなペナルティはよほど酷い事をしなければ受けないですが、検索順位に関してはあり得る話です。
自店の評価が見れる場所
自分のヤフーショッピングの店舗の評価はストアのProの中で確認できます。
ストアクリエイターProの、
4-評価・レビュー→「ストア評価チェックツール」で確認できます。
この「ストア評価チェックツール」の中のページ上部に下記のような項目があります。
赤枠の部分が今回お話するお問い合わせ対応についての評価です。
まずは、自分のヤフーショッピングの店舗の評価をこの画面で確認して下さい。
お問い合わせは少ない、早いが正しい
ヤフーショッピングがあなたのヤフーショッピングの店舗を評価する時に、お問い合わせに関しては、
●お問い合わせ量が少ない方が好評価
●返信スピードは速い方が好評価
になっています。
お問い合わせの量については少し勘違いしている店舗も多いかもしれません。
お問い合わせの量(件数)が多い方が、ユーザーが興味を持っていて人気のある店舗、のようにポジティブに考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ヤフーショッピングではお問い合わせの量は少ない方が高く評価され、お問い合わせの量が多い店舗は低く評価されてネガティブに捉えられています。
量が多いのは情報不足だから
ヤフーショッピングではお問い合わせの量(件数)は少ない方が好評価です。
その理由は、お問い合わせが来るのはページに不明点があるから、店舗側が記載している情報に不足している点が多いから、のようです。
お問い合わせの量が多い=人気
ではなく、
お問い合わせの量が多い=ページに必要情報を記載していない悪い店舗
のような評価基準なのです。
それでは、具体的にそれぞれの評価基準を数値で見ていきましょう。
返信スピードの評価基準
ヤフーショッピングのお問い合わせへの返信スピードはなるべく速い方が好評価です。
具体的な評価は、
●好評価=12時間以内
●低評価=48時間以上
これがお問い合わせの返信スピードの評価基準です。
お問い合わせをもらってから12時間以内に返信をすれば好評価。
お問い合わせをもらってから48時間以上が経過してしまったら低評価です。
お問い合わせの量の評価基準
続いて気になるお問い合わせの量の評価基準です。
お問い合わせの量は、
●好評価=5%以内
●低評価=10%以上
が評価基準になっています。
低評価にならないための対処法
やはりヤフーショッピングで検索順位を下げられたりなどのマイナス評価は避けるべきですので、このお問い合わせについても対処しておく必要があります。
まず、お問い合わせの量についての対処法は、やはりなるべくユーザーにお問い合わせさせない事でしょう。
お問い合わせの量が5%以内が好評価ですから、この範囲に収まるよう対処すべきです。
具体的には、
●ページ内に必要情報をしっかり明記する
●Q&Aのようなページを設ける
●過去のお問い合わせ内容をページに反映させる
です。
やはりお問い合わせしてくるからには、何かしらの不明点があるはずなので、それを「あらかじめ明記」しておく事が1番の対処法です。
ページ内にお問い合わせしてきそうな内容をしっかり明記するのはもちろん、過去のお問い合わせを参考にして、それらの質問は今後も同様の不明点になる可能性が高いので、しっかり学習してページに明記しておきます。
サイズやスペック、納期などが多いかもしれませんね。
Q&Aのページを作成したり、フッターなどに書いておく方法もありです。
そして、お問い合わせに対する返信スピードの対処法ですが、これは店舗によって忙しかったり、あまりパソコン画面に向かえない人もいるでしょうから、パーフェクトに100%、返信を速くできないケースもありますよね。
ですが、必ず朝の業務開始後、業務終了後にはチェックするように心構えましょう。
このお問い合わせに対する返信スピードを意識している店舗の中には、1日の作業時間の中でパソコン画面をほぼ見れない環境なので、タブレット端末を持ち歩いて、お問い合わせの有無をチェックしている方もいらっしゃるようです。
以上がヤフーショッピングのお問い合わせ対応の対処法です。
ますくんの意見的には、お問い合わせの量はどうしてもユーザー次第なので0にする事はできない気がします。
ページ内に明記しても見逃していて、お問い合わせしてくるユーザーもいます。
返信スピードに関しては、もう頑張るしかありません。
好評価にならなくても低評価を免れるくらいは、おそらく皆さんできるでしょう。
ヤフーショッピング出店者の方のお役に立てましたら幸いです。
ECベテランますくん
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