SEO成功!ヤフーショッピングで上位表示したのにアクセスも売上も増えない3つの理由
ヤフーショッピング出店者様お疲れ様です。
ECベテランのますくんです。
今回はヤフーショッピングの出店者様で「SEO対策に成功して検索結果で上位表示した店舗」のお話です。
この店舗さんはSEO対策を研究し学んでいき、ヤフーショッピングの検索結果で見事に上位表示できました。
しかし、上位表示したにもかかわらず売上アップはおろか、アクセス数すら一向に増えない状況が続きました。
なぜSEO対策に成功して上位表示しているのにアクセス数も売上も増えないのでしょうか…?
今回は考えられる3つの理由についてお話します。
理由1:検索ボリューム
まずヤフーショッピングのSEO対策に成功して上位表示しているのにアクセス数も売上も増えない理由の1つ目は、ずばり「検索ボリューム」です。
上位表示した、これは素晴らしい事なのですが、そもそも検索ボリュームはどれくらいある検索結果なのでしょうか?
検索ボリューム、すなわち「検索しているユーザーの数」です。
ヤフーショッピングに限らず検索システムは、そのキーワードに対して検索しているユーザーが多い検索結果もあれば、逆に少ない検索結果もあります。
いくらSEO対策に成功して上位表示していても、そもそもの検索しているユーザーが少なければ、見ている人数が少ないのでアクセス数は増えません。
もちろん売上もです。
ですから、上位表示に成功しても検索結果(キーワード)によってはアクセス数や売上などに大きな変化がない場合があるのです。
「解決策」検索ボリュームのあるキーワードの見つけ方
まず大前提に検索ボリュームのあるキーワード(検索結果)で上位表示を目指すべきですので、SEO対策をする上で検索ボリュームの大小は非常に重要ポイントになってきます。
それでは、ヤフーショッピングで検索ボリュームのあるキーワードを見つける方法はあるのでしょうか?
検索ボリュームの数値を正確に調べる方法はありませんが、「ある程度の検索ボリュームが保障されているキーワード」を見つける方法はあります。
それが、サジェストキーワードです。
下記の画像をご覧下さい。
これはヤフーショッピングで「カバン」を検索窓に入力して検索した際に、「カバン」の後にスペースキー打った時の画面です。
赤枠の部分にヤフーショッピング側が2つ目以降のキーワードを表示してくれていますね。
これがサジェストキーワード、いわゆる予測変換キーワードです。
この予測変換キーワードはヤフーショッピングが勝手に決めて独断で表示しているわけではなく、「過去に誰かが検索をしたキーワード」なんです。
つまり、ヤフーショッピング上で過去にユーザーが検索をしたキーワードになります。
さらに言えば、上に表示されている予測変換キーワードは、検索された回数が多いキーワードです。
これがいわゆる「検索ボリュームのあるキーワード」です。
過去に誰かが検索していた実績があり、ヤフーショッピングの検索結果画面でも「おすすめキーワード」のように優先的に表示されているわけですから、一定数以上の検索ボリュームがあるのは間違いありません。
この予測変換キーワードの検索結果画面で上位表示していれば、アクセスが集まらない事態にはならないでしょう。
理由2:商品画像
SEO対策に成功して上位表示しているのにアクセス数も売上も増えない理由の2つ目は「商品画像」です。
商品画像はそれぞれ色々な色や見せ方をしていますが、ヤフーショッピングでアクセスを集めるための商品画像は少し工夫が必要です。
まずそもそも上位表示していて検索結果ではユーザーの視界に入っているにもかかわらずアクセスが来ない理由は、「クリックしないから」です。
1、上位表示
2、ユーザーの視界に入る
これはクリアしてるのにアクセスが来ない、これはユーザーが見ているのにクリックしていない状態が考えられます。
これではいくらSEO対策に成功して上位表示していても売上もアクセス数も伸びません。
「解決策」クリックされやすい商品画像の作り方
それでは解決策のクリックされやすい商品画像の作り方をお話します。
ここで1つ勘違いしやすく、ヤフーショッピングのようなモール側が推奨している「商品画像の間違い」を言わせて下さい。
ヤフーショッピングのようなモール側は商品画像の説明をする際に、
●魅力的な商品画像を載せましょう
●高解像度のカメラを使いましょう
●背景に小物などを置いてお洒落にしましょう
のように商品画像について推奨してくるパターンがあります。
しかし、これは私に言わせれば綺麗事です。
我々の目的は、美しい画像ではなく「クリックされやすい」商品画像です。
いくら画質が良くて綺麗でお洒落な商品画像でもクリックされない商品画像はいくらでもあります。
もちろん、画質などが良い方がいいですが、それよりもこだわるべきは検索結果でユーザーがクリックしたくなる商品画像です。
その商品画像はずばり、「マッチ度」です。
マッチ、つまりユーザーが探している(検索した)キーワードに対して商品画像がマッチしているか、希望通りの商品画像かどうかです。
さらに言えば「自分に関係がある商品である事をアピールできる商品画像」です。
例えば下記の商品画像をご覧下さい。
この商品はヤフーショッピングで売られている商品ですが、何の商品だかわかりますか?
商品画像だけ見て何の商品だか考えてみたら…
●帽子
●カバン
●姿見
●スマホ
●ワンピース
などが連想できますね。
これ実はワンピースの商品の商品画像なんです。
これは韓国系ファッションの商品なのですが、これでは最初の段階で一体何の商品を売りたいのかがよく分からないですよね。
ワンピースを売りたいなら、モデルは使ってもいいですがワンピース単体を目立たせるべきです。
同じワンピースの商品でも、
このような商品画像であればワンピースを販売している事が分かりやすいですよね。
これがいわゆるマッチ度です。
商品画像が検索結果に対してマッチしていればいるほど、ユーザーはクリックしたくなるのです。
その中の1つが、「売りたい商品を目立たせる商品画像」、「余計なものがあまり写り込んでいない商品画像」です。
些細な事に感じるかもしれませんが、クリックされやすい商品画像はお洒落や綺麗ではなく、検索結果にマッチした商品画像が大事なんです。
理由3:ニーズ
最後のSEO対策に成功して上位表示しているのにアクセス数も売上も増えない理由は「ニーズ」です。
先ほどのマッチ度に近いのですが、少し意味が違います。
そもそもSEO対策に成功して上位表示している、ここまでは素晴らしいです。
では、自分の商品をそのキーワードで探している人が買うでしょうか?
これを考えましょう。
例えば、「茶色のカバン」を販売していて、「カバン 黒」のキーワードで上位表示していたらいかがでしょうか?
ユーザーが探しているのは、「黒いカバン」ですよね。
ですが、販売しているのは「茶色いカバン」です。
黒いカバンを探しているユーザーは、茶色いカバンは見たくないですし買わないのです。
それなのに「カバン 黒」で検索したら茶色いカバンの商品が上位表示している。
これが上位表示しているのにアクセス数も売上も増えない理由です。
勘違いしてはいけないSEO対策の「ズル」
よくメルカリなどのフリマサイトで、ブランド品ではないのに商品名や説目分にブランド名を入れている出品者を見かけます。
例えば、高級っぽい財布を出品していて「ルイヴィトン風」のようにキーワードを入れて、ルイヴィトンのお財布を検索しているユーザーに自分の商品も見てもらう作戦です。
「ルイヴィトン 財布」で検索した検索結果画面にどさくさに紛れてルイヴィトンではない自分の財布も表示させて、アクセスを集めて、あわよくば売るつもりなのでしょう。
しかしこの作戦は私はおすすめしませんし、やるだけ無駄です。
先ほどのマッチ度のお話にも共通していますが、ユーザーが探している(求めている)検索結果でなければ売れません。
このユーザーはルイヴィトンを探しているのです、ルイヴィトン以外は買いたくないのです。
それなのにルイヴィトンではない財布を見せた所で、成約に至るような事はほぼ100%ないのです。
そんなキーワードを入れるくらいなら正々堂々、自分の商品に関連する、自分の商品にマッチしたキーワードを使うべきです。
これが、マッチ度です。
いくら上位表示していても、自分の商品に全く関係のない検索結果画面であればユーザーは興味を示しませんし、クリックもしないですし、売上なんて立つはずがありません。
どさくさに紛れてアクセス数集める作戦は、私の正攻法SEOノウハウでは完全に否定させていただきます。
上位表示、SEOの極意
ここまででヤフーショッピングでSEO対策に成功して上位表示しているのにアクセス数も売上も増えない理由を3つお話しました。
それではヤフーショッピングのSEO対策や上位表示の極意をお話します。
それは、「売上を増やすための上位表示」です。
なぜあなたはヤフーショッピングのSEO対策を学びたいのですか?
なぜあなたはヤフーショッピングの検索結果画面で上位表示したいのですか?
それは自分の店舗の売上を伸ばしたいからですよね?
本質でもありますが、ヤフーショッピングのSEO対策も上位表示も「目的ではなく手段」です。
上位表示するのが目的になっていて、本来の目的を見失っている店舗が多くあります。
先ほどのマッチ度や、クリックされやすい商品画像、検索ボリューム、この全てが上位表示を目的にしているから起きる現象なんです。
我々ヤフーショッピング出店者の目的は、
●何でもいいから上位表示×
●売れる検索結果画面で上位表示○
これがヤフーショッピングのSEO対策、上位表示の極意です。
SEO、SEO、アクセス数、アクセス数…。
このように上位表示にばかり気を取られていてはいけません。
肝心なのは「売上を増やす事」です。
私はこのnoteで【極上ノウハウ】ヤフーショッピング集客SEO対策超大作を販売していますので、SEO対策ばかりを考えて下さい!のように言いたい立場ではあります。
しかし、それではヤフーショッピング出店者の目的は達成できない、ハッピーではない。
ヤフーショッピングで成功を収めるためには、まず何が何でも上位表示する事ではなく、「売上を増やすため」に行動を起こして下さい。
SEO対策、上位表示はあくまでも目的ではなく手段です。
これを理解していれば、適切なキーワードの適切な検索結果画面で、ユーザーに選ばれる商品になるでしょう。
頑張りましょう!
ECベテランますくん
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