自分の感情に蓋をして仕事をする。

先日、東京に帰った。
東京から名古屋に帰ってくる新幹線の中。
東京を出発したときは寂しさのあまりに5分くらい泣いていた。
しかし、名古屋に近づくにつれて、自分の感情に蓋をしているような感覚になり、泣くことなく冷静になっていた。

今日は泣くことになった理由と自分の感情に蓋をして何を思ったかを書いていく。

名古屋での生活

まず、東京に帰る前の話。
愛知に来てから、1年とちょっと。
名古屋に来てから8ヶ月。
愛知の場所もだいぶ知って、慣れて来た頃。
私は常に寂しかった。だから常に誰かと電話をしたりして紛らわしていた。
常に一人でご飯を食べ、休みの日は自分の部屋にこもる生活。
もちろん仕事のストレスは発散されないし、気持ちはモヤモヤしたまま。

そんな生活をしていたから、東京に帰るのはめちゃくちゃ楽しみだった。

東京に帰ってからの1日目

夜行バスで東京に帰ったから、実家についてのは朝の7時半。
最寄駅の到着時刻を家族LINEで伝えたら、頼んでもないのに父親が駅まで迎えに来てくれるとか。雨も降っていたし、徒歩15分かかるから助かった。
そんな些細なことでも幸せを感じていた。

そんなこんなで、実家に到着。
そこで待っていたのは、母親の特製の朝ごはん。
朝ごはんは目玉焼きとベーコンで珍しいものは出てきていないが、
家族で食卓を囲めることにかなりの幸せを感じていた。
些細なことで、心が温まっていた。

その後は心の知れた人と高円寺でおでんをパクリ。
好きなものでたくさん共通点があるから、あれこれ議論をしていたら
あっという間に時間は過ぎていく。
「銭湯に行きたい」というから、夜の10時に少し冷たい夜風で酔いを覚ましながら銭湯へ。あぁ、楽しい。

東京2日目

おじいちゃんの誕生日が近かったこともあり、おじいちゃんのところに行って祝った。普段、腰を痛めて、眉間にシワをよく寄せているおじいちゃんは、その日はとてもご機嫌だった。私は前にも聞かされた話をうん。うん。と聞いてあげながらフルーツケーキを平らげた。幸せだった。

夜になったら、大学時代の友人2人と17時に友人宅に集まり自分たちで作ったご飯を食べた。お互いに近況を報告しながら、恋愛の話とかもした。
帰らなければならない時間から残り30分を切った頃。
先日と今の時間を急に自分の中で振り返ったら、東京の帰省が幸せ過ぎて、急に名古屋に帰りたくなくなったのだ。それも、かなり帰りたくないと。

涙が止まらないくらい大号泣

今まで数回帰ることとがあったが、そんな感情になるのは初めてだった。
だから、自分がこんな感情を持つことに結構驚いた。

名古屋に帰ってから

名古屋に帰ってきて直後は、「転職をして東京に帰る!!」と豪語していた。だた、改めて、愛知にいる必要性と今ここにいる理由を冷静に分析。
仕事でやっていきたいことをできているのであれば、ある程度自分の感情に耳を塞いでいてもいいのではないかと思うようになった。
ただ、完全に無視することはないが、丁重にバランスを見ながら感情に向き合っていきたい。

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