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【山羊座新月①】〜大地に根付かせる、新たな意志〜


12月31日 7:27ごろ
山羊座で新月です。



2024年は、山羊座の新月から始まり
山羊座の新月で終わる1年。



冥王星が山羊座から水瓶座へ
移動したこともあり
今年はなにかと山羊座にスポットライトが
あたっていたように思います。



皆さんにとって今年の中で
“山羊座”を感じた部分や出来事はありましたか?





🌑新月とは




新月は、種まきの時期。


太陽と月が重なることから、
意識(太陽)と無意識(月)とが出合う接点とも
言われています。



無意識と意識を統合させて
新しく挑戦する時期です。



🌑🐐山羊座新月のメッセージ


冬至を過ぎ
太陽が山羊座に移ったことで
これまでの浮足立った雰囲気に
着実な視点や堅実な姿勢が
戻ってきているような年末。




とはいえ、いまは
水星・木星・土星の
柔軟宮同士の結びつきが強い星まわり。

来年の目標がなかなか定まらなかったり
整理整頓がはかどらなかったりするかもしれません。



水星が山羊座に入る来年1/8ごろからは
やっとエンジンがかかりそうですよ。


ざっくりとした展望や大枠だけは
なんとなく描きつつ、
具体的な計画や数値に落とし込んだ目標は
年明けにまわして。

いまはいっそのこと
海に浮かぶくらげのように
脱力して流れに委ねる感覚を
味わうのもよいかと思います。


◆新たな意志を、大地にしっかりと根付かせる




新月当日の日の出は
東京で6:50。


夜明けの少しあとに起こる新月です。



静まり返った時と場の空気を動かすように
少しずつ感覚を取り戻して
目覚めを促していくような大晦日の朝。


新月は、2ハウスの土星と
セクスタイル(60°)


ホロスコープ上では
アスペクトのラインが表示されていませんが
オーブ5度で結びついています。



2ハウスは
自分の持ち物や価値の部屋。


牡牛座が司る部屋であり
自分の生まれ持った資質を磨き
自分に対する価値を見出していく室です。



2025年に育てていきたいこと
花を咲かせたいこと
1年を通して意識したい目標などにおいて


新月の意図を
自分自身という大地(身体)にしっかりと根付かせて
時間をかけて育てていく
そんな半年間の始まりのときです。



月の光が地上に届かない新月は
まだ闇夜。


水面下での目覚めをゆっくりと促しつつ
必要なものを補い
時に磨きをかけることで

心身ともに“仕込み”の時間のような
静かなときを過ごしていきたいところです。



◆知識を知恵と経験に変える


今回の新月は
アセンダントが山羊座。

チャートルーラーは魚座の土星です。




土星は、向かい合う水星木星と
Tスクエアという直角三角形を描きます。



Tスクエアはぶつかり合うことで
衝撃や変化をともないますが
結果として成長を促す結びつき。



これまでにたくさん得た情報や知識を
自身のなかに蓄えておくだけでなく
実際に活かしてみることで
経験へと変えていくこと。


知っている から
理解している 説明できる
のフェーズへ


教わる から 教える
のフェーズへ



試行錯誤しながらも
まわりからの評価をもらいつつ
手を変え、品を変え
さまざまな方法を模索していきたい半年間。


現代は、情報0円時代。

誰かに学ばなくとも
情報や知識は、調べれば出てきます。


今後はChatGPTなどのAIが知性をもち
人間と同様、もしくは
それ以上の存在価値が見出されていくでしょう。



“これからの時代は
調べればわかることは重要でなくなる
自分がどう感じたか
どう思ったかが問われる
実体験と実体感と自分の考えを必ず取り入れなさい”


以前、ニールズヤードレメディーズの
梶原代表が仰っていましたが


誰でも知っている知識でも
自分の経験が掛け合わされることによって
自分だけのユニークさ
オリジナリティーとなり
最終的に、自身を支える知恵に変わっていくのだと思います。



◆他者を通して、眠れる「本望」に気づく


MCは蠍座。

支配星の火星・冥王星が
オポジションの関係です。


主に他者との関係性のなかで
自分の主張と相手の要求が
見合うかどうかが試されます。


もしくは
活発で血気盛んな他者を通して
自分のなかの眠っていた「欲」に
気づくこともあるかもしれません。





この新月からの2週間で
「羨ましい」という感情が
湧き上がってきたり

誰かに対して
怒りのような感情が芽生えたときは
あなたのなかに隠されている
“本望”が疼いているのでしょう。


心の奥底で
ぐつぐつと煮込まれてきた想い


それはコンプレックスかもしれないし
劣等感のような
痛みを伴うものかもしれません



そんな部分が他者を通して刺激され
不快な感覚を味わうこともあるかもしれませんが

総じて自分自身の生き方に対する
姿勢を問われているのだと思います。



一時的な感情に振り回されず
ただただ
じっと静かに観察する
静観する

そんな見つめ直しをしてみてくださいね。



②へ続きます★



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