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肉消費と環境問題の関係。コロナにも肉消費が関係している!?

 肉消費の環境破壊との関係についてレポートを書いていた時に、面白い記事を見つけました。

肉食を減らせ、さもなくば「次のコロナ」はさらに無敵に
Forbes JAPAN編集部、2020/06/10

 先進国が主導の環境破壊によって途上国の人が深刻な害を被っていることは、いつもこの世界の問題であり、気候アパルトヘイトという言葉も存在するほどです。

 同じように、肉の大量消費・生産は特に先進国で盛んですが、最もその悪影響を被るのは途上国の人たちです。畜産業が拡大することで土地が破壊され、メタンなどの温室効果ガスが発生し、これらは様々な環境破壊に繋がっています。アマゾンの森林破壊、山火事や、干ばつ、土地の浸水、豪雨などの自然災害もそうですが、コロナも同じだと思っています。

 コロナのような感染症も、環境破壊や生態系の破壊が一つの原因です。そして、その結果としてより大きな影響を受けているのは、私たちよりもよっぽど地球に負担のない生活をしている人たちです。

 私が高校生の時に留学していたボリビアに関しては、1ヶ月ほど前に、路上などから400体超の遺体が発見されたという記事が出ていました。ボリビアは「母なる大地」という考え方が存在し、自然を大切にする人たち(特に先住民)がとても多い国です。

 実は、全ての人類が日本人と同じ生活をした場合は2.76個もの地球が必要と言われています。これがアフガニスタンだとたった0.45個になります。他の国々を見ても、先進国が圧倒的に多くの地球の資源を消費していることは明らかです。

 ちなみに、地球上の全ての人が同じ食生活であると仮定すると、毎日肉を食べると、ヴィーガンとしての食生活を送る場合よりも1.9個多く地球が必要になるそうです。

 私はヴィーガンでもベジタリアンでもありませんが、まずは肉食が環境問題や貧困問題に大きな影響を与えていることを意識しながら、少しずつ食生活を変えるように意識しています。

 アメリカやヨーロッパでは既にヴィーガンになる人が増えてきています。その食生活の変化の大きさは、アメリカで最大手の牛乳メーカーが破産したほどです。日本はこの点でも少し環境意識が遅れていると思います。私も最終的にはベストな食生活を見つけられるように模索していきたいです。 

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