東京の女として生きていく決意をしたソープ嬢の話
さて、前回の終わりでソープ嬢として生きていく覚悟のついたほのかちゃん。吉原で働き始めて半年後の12月、ようやく東京へ引っ越して来ます。
東京のオンナになる決心をしたのです
東京の土地勘もなく、出勤しか目的もなかったほのかはなんと吉原の中のマンションに住むことになります(正確には千束3丁目でした)
もともと寮もこの辺りだったため、知っている場所がいいなと思ったのもあります。
会社員でもない私が賃貸の契約をするというのは
社会的な信用がなく、とても難しいことなのです。物件探しは難航しました。
嘘のつけない性格なもので不動産屋さんには正直に職業をお伝えしました。
そして運良く在籍店と源氏名を登録すればOKというお返事をいただき、無事に契約することができたのでした。
新築のマンションでとても綺麗!今まで住んでいたお部屋より断然広くて快適な場所でした!
この頃は仕事場と家の往復しかしてなく、あまりお金を使うことがなかったため奮発して全て新しい家財を揃えました。カーテンだけで20万円を超えていて、今思うと無駄な出費だったなと思います(無知は罪ですね)
幼い頃は貧しい家庭の中で抑圧されて育った反動なのか(はたまたお金の使い方を知らないだけか)ほのかちゃんはどんどん贅沢を覚えていきます
東京って恐ろしいところね、、、
でもこの頃は本当の恐怖をまだ知らない、のん気なほのかちゃんなのでした
続きはまた今度😊
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