見出し画像

才悩人応援歌と好きな人

BUMP OF CHICKENにハマったのは高校1年生の時。

当時好きだったクラスメイトの男の子が教えてくれて、聴いてみたらどハマりした。

彼はスポーツの才能のある(とある競技で中学時代に全国3本の指に入ったことのある)人だったんだけど、そんな彼がバンプの中でも特にオススメしてきたのが「才悩人応援歌」だった。

得意な事があった事
今じゃもう忘れてるのは
それを自分より得意な誰かが居たから

当時のわたしは、ふーんいい歌だね、確かにね、くらいに思ってたけど、大人になって聴き返すと、なるほど、なかなかに胸をえぐるグサグサ鋭い歌だよなあと思う。

彼の場合、全国のトップと戦う機会が幼い頃からあったわけで、同い年にしてもその歌詞の重みを、わたしより重く受け止めることができていたのかもしれない。

そんなわたしより一歩も二歩も先を歩く彼が、当時のわたしにはカッコよく映って好きだったわけだ。

才悩人加速中。精一杯悩もう。
彼は今も元気にしてるだろうか、と少しだけ想いを馳せる秋の夜長。

#日記 #エッセイ #秋の恋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?