【#なんもしない休学日記②】推し作家の推し本が知りたい。
休学して3ヵ月がたった。
何をしてるかと聞かれれば、
なんもしてない。
みなさんが思い描く「休学」から
連想するようなことは、なんもしてない。
家に引きこもって、
好きな時間に、好きなことをやってる。
好きなように生きている。
ただそんだけだ。
こうするようになった経緯は
まあ色々あるんだけど、
今日書きたい本筋とはちがうので、
ここでは割愛。
***
最近のライフハックは
読書だ。
まだ1週間しか経ってないけど、
ここぞとばかりに本を買った。
エッセイと小説ばっかりだ。
ありがとうメルカリ。
6冊買っても1000円ちょい。
大大大満足だよ。
ぜんぶは読んでないけど、
5-6割はもう読んだ。
推しの作家さんということもあり、
ページをめくる手が止まらない。
気づいたら朝方、
なんてことはしょっちゅうだ。
本を読んでいて、気づいたことがある。
推し作家さんが
読んでいる本を知りたい。読みたい。
そう感じることが最近増えた、
ということだ。
以前はどうだったかというと、
今とはちょっと違った。
読んだ本だけで
おなかいっぱいになっていた。
それ以上何かを知りたいと思わないし、
本に散りばめられた言葉を
消化するのでせいいっぱいだった。
読書量が増えてきて、
いろんな価値観や表現に出会うことで、
本の内容とか著者の意図を
吸収する速度がはやくなったからこそ
現れた変化だと思う。
今の私はアイドルオタク思考に
近いのかもしれない。
推しが考えていることを知りたい。
推しを構成している要素を知りたい。
推しの過去を知りたい。
ここまで来るとちょいと変態的だが、
知れるもんなら知りたいと思う。
本は推しを構成する、
けっこう大きなパーツだ。
本は、新しい言葉を受け取るための
玄関口になっているから。
“好きな作家”
つまり、
“自分の欲しい言葉をくれる人”は、
私よりもっと前に、
その言葉と出会っていたはずだ。
その言葉を紡ぐまでに、
出会ってきた本たちが
あるはずだ。
だから、
好きな作家さんがおすすめする本は、
きっと私も好きになる。
割と確信できる。
本を読んで、考えて、
そこから自分なりの言葉を紡いだものが
また本となる。
私の中では、
大木から枝が分かれていくような、
そんなイメージだ。
1つの木であれば、大元の幹はおんなじ。
だから好きな作家さんが読んできた本、
オススメの本は、
ぜったい読む価値がある。
当たりハズレはもちろん
多少あるけれど、
ふらっと寄った本屋で
何時間もかけて
自分が好きそうな本を探すよりは、
圧倒的にハズレが少ない。
買ったあとで
あ、なんか違ったわ
というのを今まで散々経験してきたので、
このやり方はけっこう気に入っている。
\ 本の話をしてるオススメnote /
今後の執筆活動やデザイン・アート活動の糧にさせていただきます。いつか絶対に恩返しするために。