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道端で出会ったおばあちゃんに告げられた、長期的ビジョン

仕事からの帰り道
たまには親戚のおばさんに連絡してみよう〜
と電話しながら、ふらふら歩く

普通に帰ると近すぎて
6分で家に着いてしまうので。笑
わざといつもと違う道を歩き
ふらふら散歩しながら
おばさんとお互いに近況報告

電話を終え、さて帰ろう
と通った道は
いつも通る一本隣の、細い道

すると目の前に
小柄で可愛いらしい顔をした
ミケ猫が…

猫が大好きな僕は
思わず笑顔がこぼれ
その猫が、そそそ〜っと
右斜め前の家の塀に入っていく姿を
一人そっと眺めていた

すると、猫が入っていった家の反対側の家から
一人のおばあちゃんがキョロキョロしながら出てきて
「ひめちゃん〜?ひめちゃんどこいったの〜?」
と呼んでいる

あれ?もしやさっきの猫がひめちゃんかな?
と思い
おもいきっておばあちゃんへ話しかけてみた

👨🏻「こんばんは。ミケ猫さんですか?その家の塀の所にいますよ〜」

👵🏻「あら〜本当だ!ありがとうー!」

👨🏻「可愛らしい猫さんですね☺️」

👵🏻「ありがとうー!ひめって言うのよ〜。あら不思議、ひめちゃん逃げないわね。あなたのことじーっと見てる。いつもならすぐ逃げるのに。あなた優しいのね。動物って本能でそういうのすぐ見抜くのよー!」

猫好きな僕としては
これ以上ないぐらい
嬉しいお褒めの言葉

ひめちゃんは、その後
チラチラこちらを見ながらも
毛づくろいなんかをはじめ
リラックスモード

その間、おばあちゃんとも
たわいもない話が進む

さっき出会ったばかりなのに
なんだかずっと前から知っている
ご近所さんかのように
穏やかで優しい時間が流れ
とっても心地よかった

さて、そろそろ帰ります〜
という流れになり

👨🏻「僕、猫が大好きなんですが、今住んでる物件はペット不可の所で飼えず…だからこうしてひめちゃんに会えて嬉しかったです。ありがとうございました。」

とお礼を伝えると

👵🏻「あら〜そうなのね!それは良かったわ〜
それならひめちゃん、あなたにあげるわ!!」

ん?あなたにあげる?

僕の聞き間違いか?笑
賃貸で飼えないという説明したよな?

今でも確かにあげるって言ったよな…このおばあちゃん
え?どういうこと?
と半ばパニックになっていると

👵🏻「あたしもそろそろこの家を出ることになるからね〜」

👨🏻「お引越しされるんですか?」

👵🏻「あたしも歳だから。あと5年ぐらいしたらね、出ることになると思うのよ。だからあなたにあげるわ!」

なるほど、五カ年計画に
僕を組み込んでいただけたということか

唐突な「あげる」という言葉に驚いたが
おばあちゃんはもっと長期的なビジョンで
物事を捉えていた模様

尺度をすぐさま
合わせられなかった自分に、反省

そういうことでしたか〜!
とひとまず話を合わせ
仕事終わりまたここを通るので
これからもよろしくお願いしますー!

と伝え、おばあちゃんとひめちゃんに
さよならをした

角を曲がるとき
おばあちゃんがひめちゃんに
話しかける声が聞こえてきた

「ひめちゃん良かったね〜嫁に行く先が見つかったね〜」

まだ何も詳細はつめていないし
そもそもどこまで本気なのかわからないのだが。笑

なんだか微笑ましく、心がほのぼのした

先日𝕏にて「叶える暮らし」
を具体的に書いてみた


僕はあまり人に「自分の話」
をするのが得意では無いのだけれど
いつか出来たらいいな〜
なんて言ってたら
一生その"いつか"は来ない気がしたので
おもいきって公言してみた

面白いことに、言葉にしただけで
自然と意識がそちらを向くようになり
行動の一つ一つが
「叶える暮らしに繋がるように」
と変わってきたように思える



今回このおばあちゃんに出会えたことも
偶然だけど、必然のような
そんな気がしてならない

叶える暮らしを
待っているんじゃなくて
「自ら捕まえに行く」
そんなつもりで
日々を過ごしていこう、そうしよう〜

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