暁を覚えず 処々 ていちょうを聞く
夜来風雨の声 ・・・・
そんな一節をかみしめながら、春うららの季節になりました。
花粉症や黄砂に悩まされ、日中からぼーと小鳥の鳴き声を聞き入り、ついうとうとしています。
子どもたちは春休みを山で満喫、新年度に向けて少しずつ心と体を整えているようです。
先日も収穫作業のさなか、子どもたちは鶏を追いかけたり、畑に落とし穴をつくったりと一日中、山を駆け回っていました。
シロツメクサの咲く野原で下の男のこと女の子は草の中でバタバタしていました。
「何をしているの?」と聞くと「泳ぐ練習!」と。
山のプールで泳いでいるとなんとどこでも何でも遊び道具にしてしまう子どもたちですが、蓮華のさく野原で泳ぐ練習とは というわけで、僕も
早く山に鯉を放たなくてはと心が焦っています。
いい季節になりました。5月の末まで 山に泳ぐ鯉が見れますのでぜひお立ち寄りください。
(昨年の鯉のぼりの様子です。)
5月の連休明けの8日は 春の訪れに感謝するイベント「天然のヨモギ採取と餅つき大会」などを予定していますので、ぜひご参加ください。
畑のほうも、一気に春模様になりました。
小松菜、水菜、壬生菜、サニーレタス・・・ 冬と同じような内容ですが、1月末に寒空の下で播いた種が芽吹き、春のぬくもりとともにすくすく大きくなっています。
冬のような地味深さはなく、サラダのような野菜が多くなりましたので、どしどし食べていただけると嬉しいです。
山口敦史