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2022年2月26日

いい天気。今日は六甲へ一人でお出かけ。高山なおみさんの帰ってきた日々ごはんを読んでからとても行きたくなったので。

1番の目的はプチブレさんでパンを買うこと。9時頃ならパンオショコラは買えるみたい。

旅のお供はもちろん日々ごはん。阪急電車に乗るのも楽しみ。


阪急電車レトロでいいな。普段は地下鉄に乗ることが多いから電車の窓から外の景色が見えるのが嬉しい。

芦屋川駅から気になるマンションが見えた。ヴィンテージマンションかな?今度は芦屋も散策してみよう。

六甲が近づいてくると景色がぐっと変わる。山に沿って家がたくさん建っている光景はなかなか迫力がある。

六甲駅着。はあ~、なんだかすがすがしい。なんだろう、開けた空間というか。とにかく気持ちがいい。

方向音痴のためプチブレさんと反対の方向に歩きだしてしまった。線路を渡るときすっと横を見ると、線路が遠くまで続いているのが見えた。なんかかっこいいな。広いから線路がまっすぐなんだろうな。

グーグルマップを頼りに坂を少しずつ上がって、プチブレさんへ。店内は思っていたよりこじんまり。人気店だから9時頃だとパンの残りは気持ち少なめ。これからまた焼きあがるのだろうけど。とりあえずお目当てのパンオショコラを3個、ブレ食パンを1/2斤、プチブレを3個(一つはクルミのプチブレ)トマトとチーズのパンを1個、そして焼き立ての四角い食パンを1/2斤買った。

トレー一つじゃ足りなくて、一つはレジに置かせていただいた。静かで近所の方がゆっくり買いに来られるかんじ。インスタを更新されているのはあのレジの女性かな?落ち着いた明るさでとっても感じがいい。

プチブレさん

その後はもう1か所行ってみたかったところ。それは高山なおみさんが住まわれているアパート。グーグルマップによると徒歩30分くらい。

坂を上り始めて体が温まって汗がでてくる。息もあがる。すごいな高山さんは。日々この坂を登っているんだ。

途中で休憩しつつ少しずつ進む。時々後ろを振り返ると海が見える。快晴なのに少し白っぽい。

そして見覚えのあるアパートが見えてきた(NHKで放送していた神戸だよりで何回も見た)

見上げるとレースのカーテンが見える。壁に飾られた絵もちらっと見えた。あそこに住んでいらっしゃるのか。もっとじっくり眺めたかったけど不審者だと思われるかもしれないからチラチラ見た。

もう少し坂を上がると森に突き当たる。これが高山さんが言っていた森?入ってみたいけど荷物が多いし、草をかき分けて進むには不向きな格好だったからまた次来たとき入ってみよう。

お腹がすいていたのでプチブレさんで買ったチーズとトマトのパンを立ったまま食べた。トマトがジューシーで美味しい。あっという間に食べ終わった。

それにしても静かな場所だな。
帰りもアパートの前を通って帰った。なんだか天気もいいし縁起がいい気がしてアパートの写真を記念に撮った。お守りにしよう。ここら辺に住めたらいいなあと思いながらいいアパートはないかきょろきょろ。現実的なことを考えたら無理なんだろうけど、夢は膨らむ。

坂を下る途中に小さな神社を見つけた。もしかしてこれも高山さんが言ってたいつもの神社かな?お参りをして、景色がよかったので写真を撮った。

行きは調べながらだったから時間がかかったけど帰りはスムーズ。

六甲駅へ戻る途中お花屋さんを発見。外観がなんだか周りからすっと浮いていて目に留まった。

中に入るとグリーンの植物がたくさん。あ!
高山さんが植物屋さんと呼んでいるお店だと気が付いた。

ほんとに植物屋さんというかんじ。なんかいい香り。植物なのかな?深呼吸したくなる。

花はめったに買わないけれど、青い花が付いた球根がグラスに入っていてその姿が可愛らしかったので一つ買った。

お店の方も穏やかでいいかんじ。女性の店員さんはショートヘアが似合っていた。

植物屋さんで買ったお花

六珈さんにも行ってきました。扉を開けると秘密の場所みたいな静かな店内。

おしゃべりには向かないかもしれないけど本を読んだり、静かに過ごすにはぴったり。運よく大きなカウンターの席につけた。椅子はアーコールかな?座り心地がとてもいい。

コーヒーとチーズケーキを注文した。インスタで見て美味しそうだったので。珈琲豆が挽かれるとあの香ばしいような甘いような香りが広がった。

店主さんが(ジョイマンの白シャツの人みたい)が私の席の斜め前で独特なフォームでコーヒーを淹れてくださった。

すごい。粉がもこもこ膨らんでいい香りがじわ~と漂う。プロが淹れるとあんなにもこもこになるのか。もう少し通って常連になったらコツを聞いてみたいな。

珈琲もチーズケーキもとても美味しくて、日々ごはんを読みながらゆっくり過ごす。お客さんの出入りは激しくなくて常に静か。落ち着くなあ。

お手洗いを借りて、珈琲豆を買った。酸味が苦手なんですと伝えたら深煎りがいいと思うとおっしゃられたのでそれを。袋にぎっしり詰まっていて喜びもはちきれそう。

六珈さん

MORISも気になっていたのでダメもとで行ってみた(今は展示会をしているそうで予約制だった)

やっぱりだめだったけどしょうがない。店主の今日子さんがわざわざ展示会の案内葉書をくださったのでそれだけでも嬉しい。また訪れよう。

帰る前に八幡神社でお参り。光が降り注いでいてここも気持ちがいい。家族の幸運を祈った。

さあ満足したし帰ろうと六甲駅の改札を通ったら、なんと高山なおみさんが来られた!お出かけ先から帰ってこられたよう。高山なおみさんは思っていたよりきゃしゃで小柄な方だった。

リュックを背負っていらっしゃって、きっとあのリュックも靴も長く大事に使われるんだろうなと思った。もう二度とお目にかかれないかもしれないと思ったら居ても立ってもいられず、入ったばかりの改札を駅員さんにお願いしてだしてもらった。左かな?いないな。右かな?と思って小走りに進んだら、MORISのアパートの階段を上がって玄関のドアを開けてもらう姿を見た。仲良しなんだなあ。約束せず会いに行けるお友達がいるのっていいなあ。

直接お会いして声をかけることはできなかったけど、そんな様子をお見掛けすることができてなんてラッキーなんだろう。高山さんのエネルギーの余波を受けることができた気がした。

まだ明るい時間にまた阪急電車に乗って帰った。日々ごはんを読みながら。こんなに始まりから終わりまで満足だらけなお出かけは珍しい。

楽しかったな六甲。パンを食べ終わって、珈琲豆がなくなるころにまた行こう。

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