旅日記|写真で辿る、ホテルカルティア太宰府
大好きな太宰府に、ついに泊まってしまった!
福岡に来る度、訪れてしまう場所。
凛とした空間に、何度来ても心が洗われる場所。
友人のお誘いで泊まったのがホテル カルティア 太宰府。
コンセプトも、体験設計も、建築もHPも全部素敵。
個人的には、あぁ、日本建築好きだなぁ….と改めて感じました。
一般的に歴史的な日本建築をリノベーションしようとすると、経年変化の扱い方が難しように思う。ある人から見れば美しく見える傷も、ある人が見ると汚く見えてしまう。でもここのホテルのリノベーションはその塩梅がとても絶妙で、残すべき木材、新しくすべき壁材や配管まわりのメリハリが印象的だった。新しさと、古き良きのバランス感に終始うっとり…。
そして何より、朝の太宰府に惚れ惚れしてしまった。
昼になると見えなくなってしまう早朝独特の湿り気、光の拡散…神様がいるのだとしたら、きっとこれがその気配なんだろうなと。
日本建築ならではの、天井の木目、ガラスの歪み、木製サッシ、縁側にだけ差し込む直射日光、美しいディテールと光の動きを見つめては終始うっとりする旅なのでした…笑