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ついばむように

おはようございます、けさも早起きです。昨日は煮物をつくりました。ひじきと切り干し大根とこんにゃくの煮物。こう、こつこつと煮ていくとさいごには必ず仕上がるというか、そのあたり、なれてくるとたのしいというか、しっくり来ます。そしてウクレレを弾きました。合間合間に音楽も聴いて、本も読んで。本はこう、いろんな本を少しずつ、少しずつ読みます。一冊の本にハマらない。この読書法というか、ひとによりけりなので、あまりお勧めするつもりはありませんが、一冊どっぷり読んで、もう、他の家事が出来なくなるとか、本末転倒気味なことは、少なくなりますね。

で、すこし読んだ本にはしおりを挟んでおく。もう、自分がどこまで読んだとか、それで忘れてしまっていい。そうして今度よむときには、またしおりの挟んであるところから、読み始める。しばらくすると、ああ、こんなところだったなとじんわりと思い出す。同時にこれは、なんとなく、占いのようなものにも似て、なんで今自分がこの本の、この部分に突き当たったか、ってことが、沁みてくるんですね。ですから、どんどん手にして、どんどん読んで、しばらく読めば置いておいて、漬けておく。そういう風に読んでいって、一冊読み終えると、なんとなく、感慨のようなものがあるんですよ、ああ、こう、一日数ページ、いや数行でも、読んでればいつかは終るんだなって。

人間、壁に突き当たるというのも、こう、私は思うんですが、壁が崩れるというか、無くなるまえに、壁の寸前まで進んでしまうから、っていうのもあると思うんですよ。ゆっくりゆっくり、そのときの自分の心身というかね、おおきくいうと、環境の為すがままに、進んで行くと、一番ムリのない形になるんじゃ無いでしょうか。恐らくそこに壁はある、いや、あったんだけど、気がついたときには、撤去されてたりね、いろいろ。人間、二律背反とかね、ダブルバインドとかね、そういったものに突き当たる、突き当たりやすい感性の人がいるんです。壁にぶつかって、壁を克服するんだ!ってのたまうひとも居ますが、それもそのタイプに過ぎないんじゃないかって。壁はね、なんか、ぶつかったりせず進む方法も、あるにはあると思うんです。ほんの一工夫、ゆっくり、自然のリズムに合わせて動くことで。

さて、今日の一冊

実践はしないけれど、ミニマリストの方たちの文章読んでいると、なんとなく頭が整理されて心地良いっていうの、あるよね。

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