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変わらない友情


先日、小学校からの友人と約2年ぶりに会いました。
わたしの人生の全てを知っていると言っても過言ではない、大切な友人です。


友人になったきっかけは、『ミントグリーン色の同じ自転車』だったことです。
小さい時って、純粋で可愛いですね。

それから、毎日のように一緒に居ました。
小学生の頃は、よく喧嘩もしました。
今思うと、よく分からないような理由で。笑


中学生になり、お互いに興味のある物事が違ったので、それぞれが好きな部活に入りました。
一緒に過ごせる時間は減ってしまいましたが、
部活のない日は、歩いて30分の登下校を一緒にしました。
お話していると時間はあっという間に過ぎますね、30分では足りなかったです。


高校は別々で離れてしまったけれど、
(彼女はとても頭が良いので、同じ高校に進学することは到底できず。笑)
お家は歩いて10分の距離でしたので、帰宅後などにお家に寄って、月に2〜3回は会う仲でした。
部活や勉強のこと、そしてもちろん恋話もたくさんしてきました。


大学生になると、お互いに勉強やサークルで忙しく、
2〜3ヶ月に1回会うまでに減ってしまいました。
会えない分、時々メッセージで近況報告をし合って、関係を続けてきました。


そして社会人になり、
わたしは夜勤ありのシフト勤務、彼女は土日の固定休みの勤務になりました。
半年に1回会えればラッキーくらいの頻度まで減りました。

一昨年から今年にかけて、お互いに転職や引越し、部署異動が重なりました。

そんなこんなで忙しい日々を送っていると、なんと約2年も会えていなかったのです
友人になってから、これほどまでの長い期間会うことがないなんて、初めてでした。


そんな中、ありがたかったのは Instagram の存在でした。
更新頻度は多くないものの、メッセージのように返信の義務感もなく、
忙しい日々を送るわたしたちには、お互いのことを知ることができる良い方法でした。
「元気そうで何より」と写真を見て、各々過ごしていました。

彼女のお誕生日にメッセージを送った際に、流石に会いたい!という話になり、
会う約束をしました。
会う場所を決めていると、お互いの引越した先が公共交通機関を利用すると案外近いことが発覚しました。(わたしは県外に引越したので、お互い遠くなったと思っていたようです。笑)


そして約2年ぶりの再会を果たしました。
「久しぶりだね〜」と言いつつ、
『なんだか先月も会った気分だね』と笑い合いました。


長い期間会っていなくても、
いざ会うと『いつもと変わらないわたしたち』で居られる
そんな、変わらない友情を実感しました。

そのような関係を築ける友人は、とても貴重だと思います。


わたしたちは、新しい環境になっても、
その時の状況に合わせて上手く友人関係を続けることができました。

それは、お互いが大切な存在であると分かっていたからだと思います。

大切だと思える友人に出会えたことに、改めて感謝しています。


これからも、大切にしてくれる人を大切にできるわたしでありたいと思います。


𖧧

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