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900SSあれこれ(TMR化とAellaクラッチスプリング)
久々のドゥカネタ。とうか、久々のポスト。
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ひょんなことからキャブレターを純正からTMRに換装することに。古い友だちに頼んでみたかったのもあり、思い切った。昨日帰ってきたけど、純正とはめっちゃ違う。純正よりもかなり乗りやすいし、扱いやすいしパワフル。いい!
と書くと純正がダメみたいに思われるかもしれないけど、純正は純正で好き。フィーリングとしては、純正のほうがまったり落ち着いてて大人しい。そこらへんはめっちゃ好みだったんだけど、2500回転あたりまでがえらい使いづらくて、街なかでは回転数をキープしながら走るのが地味にストレスだった。のんびり走っても楽しい味わいのエンジンなのに、のんびり走るとぎくしゃくしがち、という矛盾がちょっと微妙だった。
TMRでは、そのへんが大幅に解消。そりゃ国産の4気筒みたいには乗れないけど、それでもケアする割合が10から2になったくらいには軽減された。街乗り主体のライダーとしては、非常に非常にありがたい。素晴らしい仕事をしてもらって大感激。
にしても、キャブレターって生き物みたいだね。好き。ちょっとバイク観が変わるくらいのできごとだった。
というわけで昨日は仕事の合間に50キロくらい走り回ってきたんだけど、クラッチの重さに左手が悲鳴を上げ、くたくたになって帰宅。しばらく前に買っておいたAellaのクラッチスプリングへの早急な交換を決意した。というわけで明けて翌日、仕事の休憩中に交換。
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900SSのクラッチの重さ対策については、まずクラッチ・レリーズの社外品への交換が定番みたいにされていて、僕も割と早い段階で交換したんだけど、残念ながら期待したほどの効果は体感できなかった(たぶんレリーズのチョイスの問題もあると思う)。
で、「いや、重いのはバネが硬いんだから、まずバネじゃね?」と思って今回の交換に至ったわけだけど、これは効果が非常にでかかった。切るのもホールドするのも、前とは比較にならないほど楽チン。「オールド・ドゥカを買ったらまずやっとけ」と言いたいレベルでいい。
作業は簡単。クラッチカバーを開けて古いスプリングをはずし、新しいスプリングにリテーナーを付け替えて取り付けるだけ。締め付けトルク(6Nm)と、対角線みたいな順番で締めていくことだけ守れば、誰にでもできると思う。
体感的にはVTR1000Fと同等の軽さかな? VTRもちょくちょく「クラッチが重い」と書かれるけれど、個人的にはまったくストレスを感じないレベルなので、今回のスプリング交換は最高にハッピーだ。