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【中尊寺金色堂】東北最古の国宝建造物を東京に再現!(東京国立博物館)

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2024年2月号より) 

1124(天治元)年に藤原清衡きよひら[1056~1128]によって建立された廟堂・中尊寺金色堂こんじきどうは、東北地方最古の建造物であり、奥州藤原氏の栄華を伝える建物として世界遺産・平泉(岩手県)の構成資産となっている。その建立900年を記念して、東京国立博物館で特別展が開催される。

 本展では、会場内に約7メートルの大型ディスプレーを設置し、超高精細の8KCGによって金色堂と堂内の空間を原寸大で再現。黄金に輝く空間を体感できる。

国宝 中尊寺金色堂外観

 注目すべきは、清衡が眠る金色堂の中央壇の壇上に安置されている国宝仏像11体の展示。11体すべての仏像が寺外で公開されるのは初となる貴重な機会だ。

国宝 阿弥陀三尊像

 さらに、国宝・金銅こんどうりょうびんもんまんをはじめ、かつて金色堂をしょうごんしていた工芸品も勢ぞろいする。

国宝 金銅迦陵頻伽文華鬘 写真はいずれも平安時代・12世紀 岩手・中尊寺金色院蔵

建立900年 特別展「中尊寺金色堂」
1/23~4/14
東京都台東区・東京国立博物館
[時]9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
[休]月曜(ただし2/12、3/25は開館)、2/13
[料]一般1,600円、大学生900円、高校生600円 
☎050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://chusonji2024.jp/

出典:ひととき2024年2月号

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