金沢21世紀美術館、全面再開へ
能登半島地震の被害を受けて、一部を除き休館していた金沢21世紀美術館が、6月22日に全面再開した。「まちに開かれた公園のような美術館」という建築のコンセプトどおり、広場でアート作品やパフォーマンスに出合えるほか、無料の交流ゾーンも引き続き開放。観光客や地元の人々に愛される人気スポットの賑わいが戻ってくる。
2024年は開館20周年にあたり、会期を3期に分けて大規模なコレクション展も開催。第1期は6月22日~9月29日で、その後も第2期(10月12日~2025年1月19日)、第3期(2025年2月1日~5月11日)と続く。開館当初は約200点だった収蔵品は、約4200点に達しているという。コレクションは美術館の歴史とアイデンティティーを示すもの─そう謳う当館のいまを知る貴重な機会となるだろう。
出典:ひととき2024年7月号
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