【川湯温泉】川底から湧く温泉 野趣あふれる天然の露天風呂(和歌山県田辺市)
和歌山県の世界遺産「熊野本宮大社」のお膝元にある温泉地のひとつ、川湯温泉。毎年12月から2月の間だけ、熊野川の支流である大塔川をせき止め、大きな露天風呂「仙人風呂」が造られる。
ポコポコと川底から湧く約70度の源泉に大塔川の清流を引き込み、40度前後の適温に調整された温泉は外気の冷たさもあいまって、のんびりと入浴できる。青空・星空を見上げながら周囲の自然と一体になるような、開放感が魅力だ。
また、仙人風呂開催期間中の毎週土曜夜(20時頃〜22時頃)には、風呂のふちを灯籠で囲む「湯けむり灯籠」のイベントも開催。温泉からたちのぼる湯気が河原を彩る灯籠に照らされ、幻想的な雰囲気をつくり出している。
出典:ひととき2023年1月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。
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