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京都の寺社で幸運もたらす七福神巡りを

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2021年12月号より)

 日本人になじみの深い七福神。そもそもは⼤⿊とゑびすが「二福神」として盛んに信仰されていたが、室町時代頃に京都で禅や茶道が流行しはじめると、「竹林の七賢しちけん」になぞらえ、5⼈の神様を加えて七福神になったのだという。

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松ヶ崎大黒天(妙円寺)の拝殿前には大黒天像が

 それゆえ京都では七福神を巡拝する「都七福神めぐり」が親しまれている。誰でも巡拝可能なので、足を延ばしてみてはいかがだろうか。こと新春に巡拝すれば七難即滅しちなんそくめつ七福即⽣しちふくそうせい極まりなしといわれ、功徳が大きいとされる。

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黄金色の弁財天像(六波羅蜜寺)
都七福神のご利益と祀る寺社
商売繁盛「ゑびす神」 京都ゑびす神社
開運招福「大黒天」 松ヶ崎大黒天(妙円寺)
七福即生「毘沙門天」 東寺
福徳自在「弁財天」 六波羅蜜寺
延寿福楽「福禄寿神」 赤山禅院
不老長寿「寿老神」 革堂(行願寺)
諸縁吉祥「布袋尊」 萬福寺

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各寺社には写真の大護符(色紙)や、御軸、御宝印帖が用意されている
都七福神めぐり
京都府京都市・下記7寺社 
☎075-561-6980
都七福神事務局(六波羅蜜寺)
https://miyako7.jp

出典:ひととき2021年12月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。

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