造船の町から古材を活用した家具の新ブランド誕生(愛媛県今治市)
「旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2020年9月号より)
瀬戸内海に面する愛媛県今治市は、日本を代表する造船の町。各国を往来する船の製造を長らく続けてきたが、これまでに、何千・何万トンという造船古材が廃棄、焼却処分されてきたという。
そうしたなか、使用済みの足場板を活用して、オリジナルの家具を手がけようという新しい取り組み「瀬戸内造船家具プロジェクト」がスタート。市内の造船会社「浅川造船」が資材を提供し、インテリア雑貨や家具を扱う伊予市の「コンテナ」が製造販売を担う。
ダイニングテーブルとストレージシェルフ
商品は、ダイニングテーブル、ワークデスク、ストレージシェルフ、ベンチ、テレビボードなどが揃い、一部の商品はオーダーメイドにも対応。足場板も販売する。
ヴィンテージ足場板(5本セット)も販売
ヴィンテージの足場板は、厚さ50ミリの希少な国産杉の古材。杉は真っ直ぐな木目ですっきりとした印象のものが多い。天然杉の古材の風合いをインテリアに取り入れてみては。
足場板を使ってDIYを楽しむのもいい
■コンテナ
☎089-908-4016
https://www.iichi.com/shop/contena
オンラインショップなどで購入可
出典:ひととき2020年9月号
※この記事の内容は雑誌発売時のもので、現在とは異なる場合があります。詳細はお出かけの際、現地にお確かめください。
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