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『虚の伽藍』と『機龍警察』のクロスオーバー妄想

感想じゃなくて月村作品クロスオーバー妄想語ります。
『漆黒社会』はまだ読んでなくてもOKです。
『虚の伽藍』と『白骨街道』全部読んでるのは必須です。
作品間で繋がりはないんだけど、私の妄想では繋がってるから。
ここから下全部、妄想だから絶対に信じないでください。

絵を描いた。
最近は色鉛筆を試行錯誤しています。
(こういうのならなんぼでも描けるので、似顔絵でも挿絵でも依頼お待ちしています!)

毱絵と氷室の俳優さんのオフショット

毱絵の俳優さんと氷室の俳優さんの楽屋写真的なやつ。
ドラマ「漆黒社会」のSNSに上がります。
氷室、今は60歳前後くらいかな。
生きてるんじゃないかな、たぶん健康オタクみたいになってる。
毱絵が氷室を京都にまた呼び寄せてたら激アツすぎる。
あのバブル期の伝説の地上げ屋がひっそりと別の場所で生きていて、毱絵が探し出してくれ。
警察の監視とかついちゃうのかな?
リモートでいる方が安全かな?
本人は株とかいろいろやってて悠々自適、南国で巨大な屋敷を持っててもいいよ。

りょうげんは生きてない気がするんだよね。
生きてたらあまりにも無間地獄で可哀想に思える。
悪いやつなんだけどね〜、でも他人事に思えないんだよね。
りょうげん、月村作品主人公には珍しく、色欲方向にも気持ち悪さが出ててほんとに気持ち悪かった……。
りょうげんと毱絵の話も考えたけど、広がりがないのでやめた。
空虚な人間の話なので。

氷室60歳、想像が難しかったけど、要はワシの好きなやつ全盛りや〜!という風にしました。
グラサンもっと薄い色がよかったな。
マオカラーがいいよぉ〜(えーんえーん)
でもこれ、あくまで「俳優」なので氷室本人じゃないし、役でもないっていうエクスキューズ入れさせてね。
毱絵も、こういうカジュアルな感じで役衣装にしててもいいし、俳優さん本人の私服でもいいなっていうあいまいな部分は残させてくれ。
この俳優概念、月村先生がインタビューとかでたまに言ってる、「キャラは俳優みたいに扱っていて、言動は作者として全てコントロールしようとしない」っていう話を都合よく敷衍してできています。
だからマジでごめんなさい泣の気持ちだけど二次創作としてみてね。

CEO毱絵の外見はかっちりなのかなって思いつつ、人の油断を誘うためにカジュアルな感じでも面白いかもって思った。
人と会うときはきっちりフォーマルだろうけど。

『奈落で踊れ』の香良洲も『漆黒社会』に出てきてほしくないですか?
毱絵サイドなのか、別の敵サイドなのか、味方サイドなのかわからないけれど、トリックスター的に引っ掻き回してくれ〜という思い。
これ以上引っ掻き回されたら機龍警察が収拾つかないからやめてくれ〜心が2つあります。
仁礼さんと経済ゴロツキたちでバトルしてほしすぎる。
クロスオーバー激アツだわ、みなさんも好きなクロスオーバー妄想をしましょう。

月村先生や担当編集さんたち、もし読んでたらここから先は読まないでください。(いち読者が好き勝手に望む展開を言っていて、申し訳なさすぎるので)



『機龍警察』って敵サイドの心情や内情ってまだ描かれていないよね?
それが良いところだけど、敵サイド見たすぎます!
なぜなら、暗殺者グレイマンシリーズみたいなやつを機龍警察で読みたいからです。

グレイマン既刊全部読んだんですけど、めちゃくちゃおもしろかった!
グレイマンの好きなところの一つが、敵サイドが「グレイマン倒したらこんな現場仕事はやめて、安全な内勤職になってお金持ちになりてえ〜」って言ってるパターンが多いんですよね。
ジェントリーもだけど、敵の工作員たちもぼやきながらなんとかやってるのが、おかしみがあるし、悲しいし、めっちゃ好きなところなんだよね。
機龍警察も、敵陣営にこんなのやりたくねえよ〜って思いながらやってる人たちいるでしょ?
敵の中間管理職的役割の人のぼやき、聞きたくないですか?
金田一少年の事件簿の犯人ばりにやること多そうで可哀想。

あとは『暗殺者の屈辱』の後半の展開、本当によかったし、泣いたし、ああいうのが希望だったんだよね。
月村作品でいうと『脱北航路』のある登場人物みたいなやつ。
ドラグーンみたいな兵器が一般化するのはおそらく止められないし、世界は悪くなっていくように思えるんだけど、それでも生きていかなきゃならないし、胸を張って生きていくって話にするしかないんじゃないかなあ、最初からその着地点にするっぽいんだよね月村先生。(誇りを持って生きるにはどうするかって、いつも描いてるよね)
とにかく、桂主任が特捜に入る前に、悪いことに知らず知らず手を貸していて、その後悔ゆえに特捜入りしたっていうことの、現在進行形敵サイド話、めちゃ読みたくないですか?

私もいわゆる社会人っていうのになって数年経ちましたが、仕事って「めっちゃやりがいがあってたのしい!」って瞬間はあまりなくて、「これ自分の仕事かよ〜」とか「やる意味あんのかよ〜」とか「めんどくさすぎワロた」がほとんどなんですよね。経営者目線が持てる優秀な社員じゃないんで私は。
機龍警察の敵の性質から想像するに、敵とされる人の多くは普通の人であって、自分の行為の先を想像できている人はほぼいないんじゃないかな。
上司から言われたまま、入港するコンテナの受け入れ処理をパソコンで作業したら、実はそれがIRFがテロするための機甲兵装でした、とかありそうでしょ。
その上司も中身が違法機甲兵装なんて知らないし、誰も知らないけれど、違法な行為に手を貸しているって事態、現実でもあり得そうだよね。
その後、自分が悪いことに手を貸していたことに気づいた、そして法で裁かれなかった、となったら、あなたはどうしますか?って話ですよ。

仕事がやりがいあって楽しい!って生き生きしてるのは特捜部の人たちだと思っていて、私は彼らに共感したことあんまりないんだよね。超人すぎるので。かっこいいから好きだけども。
一方で、悩みながら味方になってくれてる鳥居2課長とかめっちゃ好き。だから『未亡旅団』から城木が好きになったのか、今気づいたけど。
今の月村了衛なら、普通の、怠惰で適当に生きている人たちを書けるので、期待持てちゃうよね。
こんなことやめたいとか後悔してます!みたいな悪人(普通の人)を描いて欲しいけど、でもそれって機龍警察のカラーか?って疑問が出てくるね。
私は適当言ってるだけやから、知らんけど。


『漆黒社会』第2回、ネットで注文した。

『虚の伽藍』と『漆黒社会』第一回の感想はつぶやき機能でちょっと書いている。つぶやきして、そのコメント欄に感想を書くスタイルでやっているので、一回覗いてみてください。

https://note.com/honno0/n/nc4ed851f2670?sub_rt=share_pw

他の作品も、コメント欄に感想を書いてるので興味があったらみてね。

あと、虚の伽藍の絵と漆黒社会の絵はインスタグラムに載せています。

https://www.instagram.com/honno_image/

ネタバレクッションしてないけど、まあいいでしょう、あんまりみられてないし、みてもわからないだろうし。
適当にやっています。
SNSに自分の感情を左右されたくないので、なんも考えないようにしています。

世界がやばいことになってるから、今後の展開どうなるんだろう〜!って言ってたんだけど、世界は元々やばいことだらけで、いろいろなことが報道されて私が最悪を知ったからっぽい。
それでも昨今は地獄が多すぎるんだけどさ。
なんかその言い方も他人事であんまよくないよな、悲劇を定量化するなってか、ごめん。
何も言えねえ。
ていうか、『漆黒社会』またドラグーン登場なしだったら泣いちゃうんだけど、流石に。


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