🌟完結編🌟【十人十色の文体企画】と【文体練習:レーモン・クノー】について
【十人十色の文体企画】に
ご参加いただいた皆さんにお礼申し上げます✨
ありがとうございました。
まずはじめに、
私と『文体練習』という本の出会いまで
遡ると・・・
宮崎慎也さんのこの記事を読んだことが
始まりです✨
その時の私の記事はこの2つです。
そして、この
『ブックリストの文章を書き換えてみた』の
記事を読んで、
白さんが記念すべき一作品めを
書いてくださったことで
今回の企画を思いつきました✨
はい、ここまでお読みいただいた通り、
今回の企画は私が一から考えたわけでは
ありません。
自然発生的な?笑
皆さんとの出会いを重ねて、
いつの間にか走り始めて
いつの間にか完結編まで辿り着けていた・・
という感じ。
これぞ noteの魔力~~✨
(これからもお導きくださいませ~~✨)
『文体練習』レーモン・クノー
前人未到のことば遊び。
他愛もないひとつの出来事が、
99通りもの変奏によって変幻自在に
書き分けられてゆく。
(「BOOK」データベースより)
「混雑したバスの中、帽子をかぶった男が
隣の乗客が押してくると腹を立てている。
2時間後またその男を街で見かけると、
友人から服装のことで指摘を受けていた」
このような内容を、99通りの文体で
書き換えている本です。
1.~99.の中から、私の独断で
noteの執筆にも活用できそうなものを
ピックアップしました。
4.隠喩を用いて
6.びっくり
8.予言
12.ためらい
18.・・・でもなく
28.無関心
39.感嘆符
40.あのー
60.歌の調べ
63.古典的
66.短歌
80.さかさま
81.ちんぷん漢文
82.聞き違い
88.罵倒体
98.気取り
詳しく知りたいものがありましたら
コメントいただければ記事かつぶやきで
内容をご紹介しますね!
この本に惚れましたので
(勝手に)レーモンクノー文体練習・広報大使
として、試し読みに貢献させていただきます🌟
(『80.さかさま』はたまごまるさんの
対義語の企画でも使えそうですね)
今回は、『63.古典』の冒頭をご紹介します。
昼は、バス。満員のころはさらなり、
やうやう乗り込んだデッキぎは、
人あまたひしめきて、
爪先立ちたる客のほそく詰め合ひたる。
男は、くび。毛などまばらに生えたるが、
いと長う見ゆるは、言うふべきにもあらず。
ブックリスト導入文の古典バージョンを
作ってみたかったのですが、
私にはできませんでした。チ――――ン。
どなたかお願いいたします。
(伝家の宝刀・人頼み!笑)
参加者の企画記事を一挙公開!
【十人十色の文体企画】にご参加くださった方の
記事を一挙にご紹介させていただきます。
(コメントで参加してくださった方の分は
私の記事を載せます)
以上、15名の皆さまに導入文を
作っていただきました✨
音声配信・前後編など合わせて20作品!
本当にありがとうございました。
企画としてはこれで完結としますが
ことば遊びの題材としてブックリスト導入文を
これからもご自由にお使いいただけると
嬉しいです。
『きいすのブックリスト』へのエールとして
勝手に脳内変換させていただきます💕
今回の企画はマガジンにまとめています。
企画開始から長らくお付き合いいただきまして
ありがとうございました!
『たんけん!本のまち』(https://www.tankenbooks.com)では、子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながる特集やおすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています。