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子ども達が大人になった頃の「働きかた」は? 20代でD2Cブランドを創業した佐藤竜也さんへの質問のお答え
先週のコラボLIVE配信は、20代で税理士から転身、D2Cブランドを創業された佐藤竜也さんをお迎えしてお送りしました。
平日の午前中という時間にも関わらずたくさんの方がお越しくださいました。また、アーカイブもお聴きいただきまして、本当にありがとうございました。
子どもたちが大人になった頃の「働きかた」は?
〈 コラボLIVEの内容 〉
■佐藤竜也さんの子ども時代の話
■税理士を目指したきっかけ
■ビジネスパートナーの田中健介さんとD2Cブランドを創業した理由
■なぜプロダクト第一弾がノートブックなのか
👇コラボLIVE配信の内容につきましてはこちらの告知記事をご覧ください👇
30分間のLIVE配信の時間内にお答えいただけなかった質問に関しまして、追加でお答えいただきました。
Q. 子ども時代に何に影響を受けたものは?
佐藤竜也さん:子どもの頃で、僕が学び多かったのは小学校から大学までおこなっていた野球でした!
チームプレーが必要なスポーツですので、協調性が磨かれたのはもちろんですが、チームには様々な性格のメンバーがいるので人間関係も学ぶことが多くありました。
スポーツはどうしても勝負に目がいきますが、技術だけでなく人間性という観点で成長できたので、野球を通しての経験は今の糧になっていますね!
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useless代表 兼 デザイナー 田中健介さん(右)
Q. 税理士の受験勉強経験や、その後の税理士のお仕事が、今のお仕事に役立っていると感じることがあればぜひ教えていただきたいです。
(以前、税理士の勉強をしていて、科目合格ののち都合により資格取得前に勉強をやめた方からのご質問です)
佐藤竜也さん:僕は経営者という道を選択したので税理士の仕事で得た知識や経験というのは 非常に役に立っているなと感じます。
会社がどのタイミングで損益分岐点(利益が出るタイミング)をむかえるかをあらかじめ予測して、計画を立てることもできますし、 今の会社をどのように成長させていくのかを数字で計画立てることもできるので、「なんとなくの意思決定」というのは全くありません。
いいブランド、強い会社をつくるには、スピード感と意図を持って意思決定をする必要があると思うので、それらを支える会計の知識は大きいですね。
税理士の試験で得る知識自体は、日常に直結することは少ないかもしれませんが、一般的な仕事をされる時、大きなアドバンテージになる質の高い知識だと僕は思ってます。
よく現代の人がつけるべき教養として「英語と会計」は必須スキルと言われます。
数字から読み取る能力って現代人には重要なスキルですね!
あと、税理士の試験を取れなくても、挑戦したという点は評価していい点だと思います。
結局、資格取得できていなくても、今が幸せであればそれが正解なので!
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公式ウェブサイトからご購入いただけます
Q. 今後、uselessをどのようなブランドに成長させたいですか?
佐藤竜也さん:ブランドを立ち上げたときに、僕は25年先の計画まで立てました。
ノートブック販売は、その計画の1/25の段階ですが、 軌道修正しながら、最終的には人々の記憶に残るようなブランドへ成長していきたいなと思っています。
ユースレスは「クリエイティビティで人生の余白をデザインする」というミッションを持っています。
僕自身起業する前、常に効率を意識した生活を行なっていました。
しかしそういった生活の中でふと思ったのが、 「効率ばかりの先に何があるのか?効率にすれば幸せなのか?本当の幸せって何?」ということでした。
今の時代は、効率よく物事を進めることは美徳として考えられることが多いと思います。
そのせいか、余白的な時間をどう過ごすか考えたり、「無駄を楽しむ力」というのが弱くなっている気もしているんです。
しかし、本当の幸せは「人生の余白(無駄)を楽しむこと」にあるのだと考えています。
ユースレスのノートブック1ページ目にも書いていますが、「無駄な時間を愉しむことこそ人生の醍醐味」は、その考えから綴りました。
「余白を楽しむ力が弱まっている」というのはこれから深刻になる社会課題です。 こういった、これから生まれる社会課題に対して、僕らは早めに向きあっていきたいと思います。
追加でお答えいただいたご質問は以上です。
事前にご質問をいただきました「ファミリーライブラリー」noteサークルメンバーの皆さん、ありがとうございました✨
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子どもたちの将来についても不安と希望が入り混じっている状態ですが、私自身の「働きかた」も悩みの尽きない今日この頃…。
今回のような、本に関すること以外のインタビューは初めての試みでしたが、とても勉強になり、今後のことについて考えるきっかけをいただきましたので、また機会があれば他の方にもこのようなインタビューをしてみたいと思っています!
最後になりましたが、POP UPストア前後のお忙しいときにご協力いただきました佐藤竜也さん、ありがとうございました。
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