中学性日記 11話 隠蔽?

教師は公僕である。絶対的存在ではない。だから以前の学校では、教師による指導はあったが窓口があった。それは立場上言えない事を言える学年主任や指導部があった。指導部は生徒の指導も当たったが、教師の調査も行われていた。

しかし、この田舎学校にはそういうシステムがない。T中に聞く。

「普通に考えれば社会のN先生じゃない?この学校五年ぐらいいるらしいし」

ゆーじ「ダメだ。あの先生は春に異動らしいぞ。保健の先生情報や。」

……敢えて波風は立てずにか。第一耳に入っていて黙認してた恐れもある。

ここに来て、こんな話をしているかと言うと再び不審な呼び出しが始まっていたのだ。

ゆーじ「教頭がいい。おばさんやけど、女性の方が問題としていいし。校長までいったらそこで止められたら、終わる。」

教頭先生を見つけると、早速事の経緯を話す…。流石に青ざめる教頭。

「この話は、何人が知っていますか?」

ゆーじ「最早…学年で知らない者はいません。先生が問題としてあげてくれないなら更に上へ掛け合うまでです。」

教頭「そ、それは校長ですか!」教頭が紅潮した顔で😡詰め寄る。

ゆーじ「いいえ」言葉を一旦切る。

ゆーじ「もっともっと上です」


続く

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