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心気症*病気不安症と不安を支えてくれた本

私は何か問題が起きた時、本に助けを求めることが多いです。

なんとも言えない不安感の正体が心気症(病気不安症)とわかって、対処法を一生懸命模索しました。
心療内科とカウンセリングを受けつつ、自分でできることを探しました。

以下、とても参考になった本をご紹介します。

気分の落ち込みについて

急激な不安に襲われて、これから先どうなるんだろう、という気持ちの時に助けてもらいました。

↑心療内科を受診する後押しをしてくれた本です。
心療内科はとても身近な存在であること、誰でも不安に襲われる可能性があること、自分でできることを教えてくれます。

↑上の本を監修した精神科医の先生の本です。
治療する側からの視点を知るのもとても参考になります。
文体の柔らかくて優しいです。

↑不安を消そうとする必要はない、上手く付き合っていく、というスタンスです。
今の自分を肯定してくれます。
消そうと思うから苦しいんですよね。

↑年齢ごとに抱く悩み、不安はパターンがあることがわかります。
10代から人生の黄昏時まで、それぞれで抱く不安がある。
私が今抱える悩みは、50代以降で感じることが多いらしいけれど、誰しも通る道であることと、気持ちを整える方法があることがわかります。
みんな仲間!

心気症(病気不安症)について

自分の不安には名前があることがわかり、マトを絞って調べることができました。
心気症(病気不安症)に特化した本です。

↑私のバイブルです。
Kindle Unlimitedで読み、さらに購入しました。
不安症解決までの道筋が本当にわかりやすく書かれてます。
・不安症の人は、あえて不安の原因を取りに行って「不安に浸っている」
・自分でコントロールできない状態が不安の原因
そうなんですよね!
私も、この本にならって実践しています。解決できた人がいるって心強いですよね。

↑色々な悩みに対して「気にしない」にフォーカスした、精神科医Tommy先生の本です。
視点が、未来に向きすぎているから疲れてしまう。
その通りなんです!!

↑この本は劇薬です。
がん研センターでがん患者さんのカウンセリングという、ど真ん中の状況。
前半は実際に病にかかった時の心の動き、整え方が記されています。
命の限りが見えた時の心の持ち方…とても気になるけれど、気持ちが引っ張られて翌日は落ち込みました。
でも、どんな時でも心を平穏にしていくフローがあること、とても参考になりました。
後半は先生自身が「歳を重ねる」に何を思うのか、が書かれています。
40代以降の人生の第二ステージは、喜びの中にもどこか無常感を感じていく…それが普通なんですね。世界の見え方が変わることを、肯定的に捉えていきたいです。
「誕生日は1年を無事に過ごせたことを感謝する日」

↑書籍じゃないけれど、こちらのYouTubeもとってもいいです。
有名な精神科医 樺沢先生。
元々気にしない性格の先生でも、病気に怯えた時がある。
その時の心の整え方は参考になります。
コメント欄で、同じ悩みを抱える人がたくさんいることがわかり心強く思えます。

↓ちなみに心気症(病気不安症)について別記事も書いてますので、よかったらどうぞ↓

女性に特化した先行き不安について

先人の言葉はとても沁みます。
40代を迎え、なんとなく不調が出るのはみんなあること。
それがすごく安心しました。
ここから訪れる山場、更年期との向き合い方は参考になります。

↑コミックエッセイはリアルな体験を、わかりやすく、コミカルに描いてくれるので、安心感がすごい!
深刻にならなくて済むし、読むとハッピーになります。
みんな通る道!

↑すごいアグレッシブな産婦人科医 高尾先生。
大丈夫、ちゃんと対処方法はある!と優しく寄り添ってくれます。
更年期を中心に不安はなくなりました。
待ち受けるライフイベントの対応方法も教えてくれます。

病院との付き合い方について

心気症(病気不安症)で、些細な体調の変化でも病院に行きたくて仕方がありませんでした。
心気症を自覚してから、心療内科、胃腸内科、内視鏡クリニック、泌尿器科、耳鼻科、整形外科、婦人科、ペインクリニック、循環器内科と行脚しました。
1ヶ月でこの通院、異常ですよね。
ブレーキをかけるために、正しい病院のかかり方を学びました。

↑京都大学出身、総合内科医の山本健人先生の本です。まだ若い先生です。
そのまま病院のかかり方をレクチャーしてくれてます。
・病院に行く目安
・医者の「様子を見ましょう」の意図
・診察室で伝えるべき情報と聞き出す情報
などなど、知りたいことがしっかりわかります。
少し落ち着いて病院受診できますよ。

↑大腸カメラを受けたクリニックに置いてあった本です。クリニックの麻酔の監修をした先生のようです。
麻酔科医目線での「痛み」のお話。
もっと痛み止めには頼ってほしい、というメッセージ。
あらゆる痛みに対応できる薬があるので怖がらないでね、という優しい内容です。
無痛分娩に対する誤解を溶いていきたいとの熱量を感じます。

最後に記載されていたメールアドレスに感想を送ったら、とても温かい返信をいただきました。


家庭画報のこの連載もとても役立ちました!
お医者さんと病院との付き合い方がコンパクトにまとまっていててとてもいいです。

まとめ

世の中には、自分を助けてくれる人がたくさんいます。
本を通して、色々な人が解決までの筋道を示してくれるのはとても心強いです。
自分と同じ悩みを持つ人がたくさんいる。
それがわかると、「同志!!」と心強くなります。
みんなで解決していこうと思えます。

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