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「痴漢する男がいるから冤罪に遇う男がいる」という理論は間違っていると思う話 @ 痴漢や冤罪を無くす方法について

最近、インターネット上に
「痴漢する男がいる」
から
「冤罪に遭う男がいる」
という理論が広まっているのだけれど。

これは間違っていると思うわ。

この理論には
・痴漢する男
・痴漢の被害者
・冤罪に遭う男
・冤罪を吹っ掛ける人

という4人の登場人物がいる訳だけれど。

痴漢する男
がいることで生まれるものは
痴漢の被害者
であって
冤罪に遭う男
ではないのよね。

冤罪に遭う男
を生み出すには
冤罪を吹っ掛ける人
の存在が必要なのよ。

だから正しくは
「痴漢する人が居るから、痴漢被害者がいる」

「冤罪を吹っ掛ける人がいるから、冤罪に遭う人がいる」
と言う表現が正しいと思うわ。

無関係の事象同士を無理矢理くっつけてしまうと、論理的に破綻したものになってしまうから、気をつけないといけないわよね。

で、どうして、こんな無理矢理な理論を広めているかというと。

恐らくは、痴漢だと主張する際に誤った人を犯人にしてしまうリスクを考えずに、被害を主張して欲しい、と言う意図からの話だと思うの。

それに対して男性からしたら、冤罪を吹っ掛けられたら社会的にに終わるから迷惑だ、と言う話だと思うの。

女性からしたら
痴漢した犯人を警察に突き出したい。

男性からしたら
冤罪に遭いたく無い。

この関係を解決する方法としては、男性側と女性側が協力する必要があるのだけれど。

女性からしたら
痴漢する男性が悪いので男性側で解決しろ

男性からしたら
冤罪を吹っ掛ける女性が悪いので女性側で解決しろ

と相手に求めるだけ求めて、自分は何もしないのだから、解決することも解決できないわけで。

結局、今もSNS上では男性vs女性の異性批判合戦が繰り広げられているわけよね。

無駄すぎる争いだと思ってしまうのは、私だけなのかしらね。

だって、いくらSNS上で争ったところで、痴漢する人は痴漢するし、冤罪を吹っ掛ける人は冤罪を吹っ掛けるのよね?

なら、SNS上で争いを続ける意味は?

「異性を批判して叩いて仲間同士で共感し合って自己肯定感や正義感爆アゲで、ドーパミンドバドバでキモちぃぃ」
という感じなのかしらね。

くだらないにも程があるわ。


痴漢と冤罪を無くす方法について

痴漢と冤罪の2つを減らす為には、方法が4パターンあると思うの。

❶ 満員電車を作らない

痴漢のほとんどは満員電車で発生しているから、満員電車さえ無くなれば痴漢は減るし、冤罪を減らせるわ。

満員電車を減らすには電車の利用者を分散、あるいは減らす必要があるから……。

手っ取り早い話、都市に憧れて移住する人を減らしたり、地方の暮らしの魅力を発信して移住者を増やすような取り組みをすれば解決すると思うわ。

他にもリモートワークやテレワークを国が推奨して、IT系の人を地方に送れば良いのよ。

❷ 男性車両と女性車両に車両を分ける

同性愛者が居たらおしまいだけれど、異性に対する痴漢行為を減らすことが出来るでしょうね。

車両を色分けして分かりやすくしたり、故意に異性の車両に乗車したら捕まるような法律ができたら解決に近づくと思うわ。

❸ AIカメラやセンサーを増やす

人の動きを検知して、痴漢行為をしている可能性がある場合、次の駅で駅員が確認しに行けるシステムを作れば、多少は減らせるでしょうね。

❹ 法整備やルール化を徹底し、論理的な思考を身につける

痴漢や冤罪を無くすには男性と女性が協力することが必要不可欠よ。
なら、互いの懸念材料を無くしてしまえばいのよ。

まずは「冤罪」について。
これを解決しなければ、男性からの協力は得られないわ。

男性からすれば、冤罪だった場合に社会的に死ぬようだけれど、社会的に死ぬ原因を考えてみると「晒し(私刑)」「噂の拡散」「警察や駅員の思い込み」だと思うのよね。

勘違いで痴漢だと言われたら最後、SNSに顔写真や動画を晒されてしまい、痴漢男だと広められてしまうし、職場に説明しても痴漢した人だと噂話を広められて社会生活しづらくなるでしょうし、警察や駅員、裁判官は痴漢した人だと言う前提で話を進めてしまうから冤罪が生まれやすいのよ。

なら原因を解決するしかないわ。

まず、晒し行為を懲役刑付きの刑事罰とし、非親告罪とする事で警察が動きやすくしましょう。
晒しをすることが犯罪だと言う認識が広まって晒しが減れば、社会的に死ぬ可能性が低くくなるわ。
また、晒し投稿を拡散した人、転載した人も同様の罰とする事で、嘘の拡散も防げるわ。

次に「噂話」を規制しましょう。
事実とは異なる話を他者に広める行為に罰金を設け、その証拠を記録して警察に密告した場合には、罰金の1/2の金額が報奨金として渡す仕組みにすればいいわ。

最後に警察や駅員の思い込みを辞めさせましょう。
あくまでも駅員は当事者を一時的に確保して警察を呼ぶ役割として働き、痴漢していたか否かの証言者としての役割や警察のような役割を持たない存在であることを学ばせる必要があるわ。
また、警察には冤罪や勘違いだった場合、本人の信用を取り戻す為に対応しなければならない義務を課す他、本人が失った信用や時間を金銭で補填する事や、本人に自白させるのでは無く、科学捜査や指紋の検査を使った方法に切り替える必要があると思うわ。

これらを行ったら、今度は女性側の論理的な思考を身につける教育よ。

女性は自分自身を守るために本能剥き出しで感情のコントロールが効かないことがよくあるわ(男性の場合は暴力を振るいがち)

これは生物の本能によるものだから仕方ないのよ。
でもコントロールできないと「痴漢する男がいるから冤罪に遇う男がいる」みたいな無理矢理理論を展開して男性側から反感を買ってしまうから、これをどうにかする必要があるわ。

どうにかするには「知識」を身につける事が手っ取り早いと思うのよね。

まず「痴漢する人は男性で、被害者は女性」という認識の人が居ると思うのだけれど、これがそもそもの間違いよ。
割合は少ないけれど、痴漢する人に女性もいるし、被害者に男性もいるわ。
この認識をしない限り「痴漢は全部男性が悪いんだー」という意識が変わらないと思うのよね。

次に「被害者が多いから多くの男性が痴漢をしている」という認識の人が居ると思うのだけれど、これも間違いよ。
常習的に痴漢している人が居て、その人が捕まらずに何度も繰り返しているから被害者が多くなってしまっているだけ。

日本には1億2500万人が暮らしていて、逮捕者は年に2000人よ。
2000人というのは0.0016%の人間よ。
仮に捕まっている人が1/10だったとしても、0.016%の人だけが痴漢している事になるのだから、裏を返せば残り99.984%の人は痴漢していないのだから、痴漢だと言われたら反感を買うわよ。

他にも関連した話はあるけれど、こういった知識を身につけていけば、感情的に投稿してしまう前に考えることが出来るようになるから、擬似的にコントロールできるようになると思うのよね。

これらの事が出来て、やっと男女間で協力関係を築けると思うの。
協力関係を築けたら、互いに痴漢や冤罪を無くせるように行動できるはずよ。


本音

痴漢や冤罪を無くしたいなら、痴漢する人でも男性でも女性でもなく、政治家と警察、鉄道会社を批判すべきだと思うわ。

痴漢を撲滅する為の具体的な施策を実施できる立場にあるのは、政治家と警察、鉄道会社なのだから、彼らを批判して行動に移すよう圧をかけないと、彼らは表面的なパフォーマンスだけして解決させようとはしないわよ。

例えば、鉄道会社は女性車両を作るパフォーマンスをしたけれど、あれは男性側の任意協力で成り立つもので、男性が乗車しても捕まらないし、その男性を晒した場合は名誉毀損や肖像権の侵害で訴えられる可能性があるわ。
やるなら法整備を促すくらいすべきだったのよ。

彼らは痴漢や冤罪を撲滅する気が無いようだから、SNSで無駄な争いをする暇があるなら、政治家と警察、鉄道会社を批判する団体でも作って、痴漢や冤罪を撲滅するよう批判すべきだと思うわ。

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