起業、フリーランス、複業。自分らしく自由に働くってなんだろう?
「自由の対義語って何だと思う?」
初めまして、Honmonoメンバーの長根汐理と言います。普段は、映像やWEBサイトを制作したり、新規事業の立ち上げをサポートしたり、平たく言うとクライアント様の「やりたい」を一緒に実現している人です。
といっても、私自身クリエイターやエンジニアのように、何か特化したスキルがあるわけではないので、各プロジェクトごとに様々なスキルを持つHonmonoメンバーとチームを組んで、クライアント様のご要望を伺いながら、全体のディレクションをやっています。
複業やパラレルワーカー。「自由な働き方」が増えてるけど...
遡ること5年前、就職氷河期にも関わらず頑張って勝ち取った某大手企業の総合職というバリキャリ女子街道まっしぐら(今考えても入社できたのキセキ...)。仕事もプライベートも収入もそれなりに充実して、これ以上何を望むの?というくらい好きに生きていた私が、ふと頭をよぎったこと。
「このまま、誰かが敷いたレールの上で生きてていいの?」
いま考えると、会社で働けることがどんなに素晴らしくありがたいことか、骨の髄まで染みるほど理解できます(独立するってやっぱ大変です)。けど、当時は「とにかく自分の好きなことで、自分の裁量で、自由に働きたい」その一心。
そんなこともあり、勢いあまって3年勤めた会社を辞めちゃうのでした。(恵比寿のおしゃれな和食屋さんで、たまたま上京していた家族と大号泣しながら家族会議したのはいい思い出)
さて、冒頭の「自由の対義語は?」という質問。
当時「自分の裁量で、自由に働きたい!」と豪語していた私に、お世話になっている経営者の先輩からいただいた言葉なんです。(今思い出しても恥ずかしい...)
皆さんは、自由の対義語ってなんだと思いますか?
「自由に働く」を実現しているHonmono協会
ちなみにHonmonoメンバーは、独立している人や会社員でもパラレルワーカーな人が多いので、「好きなことを、自分の裁量で、自由に働く」を実現している人が多いと思います。私もその一人。
そんなメンバーたちを観察していると、いくつか共通項が見えてきます。
一つは、自分の「好きなこと」を仕事にしているので、心から仕事を楽しんで、生き生き働いている人ばかりだということ。少なくとも通勤時の満員電車で見かける、死んだ魚の目をしたような人はいません。(逆にみんなアグレッシブすぎてエネルギーが半端ない)
次に、自分や組織を卑下するような「愚痴」や「不平不満」といったネガティブワードは、全くと言って良いほど出てきません。自分のスキルでご飯を食べているので、仕事のアウトプットも、クライアントや仲間との関係性も全て自分次第。「会社のせい」「上司が微妙」「良い仕事がこない」なんて言ってられないし、いまある環境もまた自分が招いたことです。
むしろ、成長意欲が高い人たちばかりなので、どんなに難しいことでも「まずやってみよ」と、息をするようにチャレンジに向き合います。それを無意識で当たり前にやる環境って、実はかなりすごいことなんじゃないかと思うんです。
自分の行動に、自分で責任を持てるか?
「自由に働く」を実現しているHonmonoメンバーの特徴をずばり言うなら?と聞かれたら、私は迷わず「自分の行動に、自分で責任をとる覚悟がある人」と答えます。ポジティブな人が多いのも、向上心が高いのも、チャレンジングなのも、全てはそこに通じているのではないかと。
「自分の責任は自分でとる」と覚悟を決めると、どんなことにも臆せずチャレンジできるし、チャレンジした分、できることが増えていきます。だって、何をするにも自分の選択次第だから。
Honmonoメンバーはそうして自分を磨いてきた人たちが多いので、ビジネスからアートまでジャンルは異なるけど、メンバーそれぞれがスキルフルで能力が高い人ばかり。(これがクライアントワークにどう影響しているかは、また後日紹介できたらいいな)
そして、チャレンジの積み重ねで磨かれたスキルは、その人の唯一無二の個性だし強みでもあるので、仕事にも活きてくる。結果的に、「好きなことを、自分の裁量で、自由に働く」が、実現できているのではないかと思います。
余談ですが、そうして磨かれた自分軸をしっかり持ってるメンバーが多いからか、メンバー間の関係性も、職業・年齢・性別関係なくとてもフラットで平等。みんな思ったことを自由に発言するし、分からないことを分からないって伝えても全く問題ないです。誰かの顔色を気にすることもなければ、何かに縛られることもありません。
さて、冒頭の質問であった「自由の対義語」。窮屈、束縛、制約いろんな対義語があるみたいですが、その方の持論は「責任」でした。独立して5年経ったいま、改めて思い返すと「自由」対「責任」って、いろんな意味で深いなぁって思います。自由でいるためには、自由でいるための責任を果たさなければいけない。その責任は、自分自身で引き受けるしかない。
最近は複業とかパラレルワークとか、会社に縛られない働き方が増えているし、フリーランスで活躍されている方も多いです。世の中には新しい仕事や肩書きもたくさんあってチャレンジは無限大だし、多様な選択肢がある中、自分らしい自由な働き方はわりと実現しやすい環境だと思います。
あとは、自分が踏み出す一歩に、自分で責任をもてるかどうか。
といっても、この記事にたどりついた人は、きっと「何かチャレンジしてみたい!」と思ってる人がほとんどだろうから、すでに責任を持つ覚悟はできてるのかも。
いつか、「この記事をみました!」と言って、Honmonoの門を叩いてくれる人と出逢えますように。
長根 汐理
青森県八戸市出身。進学をきっかけに上京し、大学卒業後は日本郵便株式会社に就職。3年後に同社 を退職し、メディア運営を得意とするITベンチャーで働きながら、地域活性プランナーとして地方創生事業に携わる。2019年に株式会社いろは設立。「価値あるものが、きちんと認められる世の中を創る」をモットーに、企業のPR支援や新規事業の立ち上げをサポートしている。