大人か子どもか 2020/11/05


私は今大学生の“後半の方”だ。

私は大人なのだろうか子どもなのだろうか。

最近ずっと考えている。

大人説は、20歳を超えてる、世の中的には18歳から働いている人も多い、という年齢的な部分が大きい。

子ども説は、まだ学生である、親の扶養に入っている、という所属的な部分が大きい。

青年期と言われる時期はもう越したのかもしれないが、私の心は揺れ動いているのだ。


「まだ子どもでいたい」これが結局のところ。


小学生から見たら私は大人に見え、親から見たら私は子ども(親子という意味ではなく)に見えるだろう。

先生からは、学生気分を捨てなさい、ときつく言われる。病院で実習着を着ていれば、患者から見たら実習生もただの医療者の1人にしか見られない。患者からしたら、本物も偽物も区別がないのである。実習生という保険は通用しない。アルバイトの研修中マークのようにはいかないのだ。

担任と面談をした際に、“自分は大人か子どもか問題”について話したら、ひどく驚かれ、大人に決まってるでしょ!!と即答された。そこまで断定してくれなくていいのに。ワンクッション受け止めてくれても良かったのに、辛い。


先生:子どもでもいいけど、大人モードにならなくちゃいけない時もあるよね。

私:大人“モード”でいいんですか?

先生:モードでもいいけど、必要な時にちゃんとモードを切り替えられる?難しいよね。

私:(たしかし)

先生:だから、少しずつ大人になっていく必要があるよね。大人モードに瞬時に切り替えられるなら良いけど。難しいでしょ?

私:ですね。


というやりとりがあった。

わかっている、わかってるんだよ!私はまだ子どもでいたいという気持ちなのだ、大人になりきれない。なりたくない。世の中の大人はみんな、いつ子どもを卒業して、いつから大人になったんだ?境界線なんてないのか?

そもそも大人になるってどういうことだ?社会のレールに乗り、量産的な社会人になるってことか?上の人を敬い、奉り上げることができるようになることか?


別に正解を知りたいわけじゃない。し、優しい言葉をかけて欲しいわけでもない。

結局のところ、自分はただ、まだ大人じゃないっていう言い訳を探してるだけ。

徐々に大人になっていく必要性も焦るほど感じているし、実際自分はめちゃくちゃに子どもではない。

色々無茶しながら馬鹿騒ぎしていたいところだが、結局大人への準備を着々と進めてしまうのが、真面目系クズの私だ。悔しい。立派な大人になるゾ。

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