障がいを持つ息子さんや娘さんを持つご家族さまへ②
障がい者にとりまして、家事を1人でこなすことは、とても大変な事だという、先入観があるかもしれません。
でも、ほんとうは、そんなに負担なく出来るようになるものです。
今は、とても便利な時代になり、
洗濯は、洗濯ネットに入れて、
ボタンを押せば勝手に洗い終わる。
あとは、それをハンガーに掛けて乾かし、
乾き終わったら、たたんでタンスに入れるだけで完了です。
お掃除でしたら、掃除機すら必要ない。(部屋が広い場合は、必要かもしれませんが)
ニトリで、はがしやすいコロコロが売っていますので、それを購入して、たまにコロコロすれば掃除機使うよりも、綺麗になるし、
狭い場所も、掃除しやすくなります。
わたしの家には、掃除機は無いです。
ニトリのコロコロはオススメです。(^^)
1番たいへんなのは、自炊だと思います。
私の場合、自炊にものすごい苦手意識がありまして、とても自分には無理だと勝手に思っていましたが、そんなことはなかったです。
そんなに凝った料理でなければ、
たいていのものは作れるように
なりました。
自炊は、まずは料理のプロセスを、「見る」ことから始めると良いとおもいます。(できれば、作り方をメモすると、後からでも見返せるので、尚良いですよ)
わたしは、最初は、まずはお味噌汁の味噌を溶かすことから始まりました。
次に、父親も自炊ができたので、それを見せてもらったり、
父親がガンに罹ったのをきっかけに、「介護ヘルパー」さんに、週に3回くらい来ていただけるようになったのをきっかけに、
料理の手順(材料や作り方)などを、できるだけメモして、
後から自分でも作れるように致しました。
メモは、走り書きしたものを、
また別のノートに書き直して、
見やすくしました。
しかし、自炊に対する苦手意識は強く、父親が末期ガンになって、
料理を家族が作れる機会があっても、
そばやうどんといった、
超かんたんな料理すら、
出来ないありさまでした。
自分で作らない限り、
自炊はできるようにはならないのです。
でも、大丈夫です。
両親が亡くなったら、
子どもは、自分で作らざるを得なくなるので、自分で
やりますよ。
そしたら、自然と出来るようになります。
人間というのは、やらざるを得ない環境になったら、やるしかないから、やりますよ。
でも、全ての障がいを持つ方が、
できるかどうかは、その障害の程度の差がありますので、
全員ができるかどうかは、
断言できないですが、
少なくとも自分は、できました。
両親の死後、自分で賃貸アパートの契約、引っ越し、等も全てひとりでこなしました。(大家さんや、ご近所の優しい方々にも、
手伝って頂けました。感謝しております)
障がいを持つ息子さんや、娘さんには、できる限り、遺産を遺してあげましょう。
アパート借りるときに、通帳にある程度貯金があると、有利だからです。
引っ越しにも、お金はかかります。
お金は、いくらあっても邪魔にはなりません。
わたしの父親は、1000万以上遺してくれました。助かりました。
生活保護受給者の方は、かえって収入が安定してますので、アパートは借りやすいかもしれません。
障害を持つ方は、定職に就いていない場合が多いと思うので、アパート借りるときは苦労するかもしれないけど、常口アトムやアパマンショップのような大手不動産会社ではなく、ビッグのような不動産会社であれば、門前払いとはならないと思います。
諦めずに探しましょう。
今日は、少し長くなりましたが、
ひとり暮らし出来るようになるための概要を書かせていただきました。
また、何か皆さまに益になるような内容を思いついたら、投稿したいと思っています。
それでは、今年も皆さまにとって良いお年になります様に願っております。
最後までお読み頂いて、
感謝致します。