鶴・ism つる・いずむ 第25号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~
鶴暮らしの達人
今回の鶴暮らしの達人は鶴の中でも山奥の地域、八久保に住まれている 平田正和さんです。
Q. 鶴に住んで何年になりますか?
A. 生まれも育ちも鶴なので、71年になります。
Q. 1日の生活を教えてください
A. 毎朝4時半起床、新聞配達から帰ってきてから家の周りの草はらい、 畑作りをしています。 近くに昔の開拓道があり、そこを遊歩道にしたいという目標があるの でその辺りの草をはらったりしています。 昼ご飯を食べた後はリハビリに行きます。 夕飯はだいたい7時くらいで9時頃に就寝です。
Q. 皆んなに知られていない秘密はありますか?
A. 実はオートマに乗れない
Q. 鶴のいいところを教えてください
A. 人付き合いがしやすいことかな。みんな気軽に話せる。ある意味兄弟みたいなもの。
Q. 鶴の思い出スポットを教えてください
A. おしょぶちです。小学校のとき泳いだり魚釣りしたりしました。やんぶつ、どぐら、はぜ、うなぎ。釣りが上手な人がやんぶつを釣れる。うちは川まで遠いけど、川のそばの高瀧さんとかは釣りが上手かった。
平田さん、快くインタビューにお答えいただきありがとうございました! いつも豪快な笑顔で接してくれて、話しているとこちらが元気になります。地区のことを色々と気にかけてくれる頼れる近所のおじちゃんです。これからもよろしくお願いします!
(追記) その後、思い出スポットのおしょぶちに泳ぎに行ってみました。 小さな魚達がたくさんいて、水の中でじっとしているとドクターフィッシュみたいに足を突っついてきて可愛かったです。 田代橋の横からおしょぶちに降りられますので、暑い日にはぜひ童心に戻って探検してみてください。 (西山真璃子)
田代公園の草刈りを行います❣
日時: 令和5年9月16日(土)15:00~ 場所: 田代公園内 田代公園一面に咲いていたひまわりも終わり、これからコスモスの季節を迎えます。 美しいコスモス畑になりますように、皆さんで草刈りをしましょう。 作業で汗を流した後は、お疲れ様会も行いますので、お楽しみにご参加ください❣(^_^)
第28回本町鶴まちづくりの会のご案内
日時:令和5年9月9日(土)19:00~20:30
場所:鶴自治公民館
内容:1. 田代公園の整備について 2. 移住体験ツアーについて 3. その他
橋のセルフメンテナンスを行いました (^_^)V
全国の自治体も国も、老朽化が進むインフラ整備に対応が遅れ、今後は全ての橋を維持していくのは困難だと考えられています。
毎日当たり前のように通っている橋は、私たちの生活に欠かせないものであり、災害時は主要な避難経路となります。
住民による点検や見守り・清掃活動を行う事によって、橋の寿命が延びるとしたら、住みやすい地域が維持されます。
本町鶴まちづくりの会は日本大学工学部客員研究員の浅野和香奈さんにご協力を頂き、実践的にこれを証明しようと、全国に先駆けて橋のメンテナンス活動に取り組み始めました。
そして8月6日 日曜日、公民館行事の広瀬川清掃の後、鶴地区に架かる橋のセルフメンテナンスを行いました。
今回は『井手の平橋』『本町橋4』『田代橋』『二反橋』の4か所の橋を、素人でも簡単にできるように作られたチェックシートにより点検して、溜った泥やコケを落とし、詰まった排水口を清掃し、とてもきれいになりました。
その後、予め洗浄していた田代橋の高欄の付け根(地覆)から侵入する水を止める為に『ブリッジガード工法』で防水層を塗布する作業を行いました。
当日は、河浦から(株)アマケンテックの社長と社員さんが来て、直接施工指導をして頂きました。
初めての経験で要領をつかむまでは恐る恐るでしたが、慣れてくると面白くなって、これなら自分たちだけでもできると思いました。そして、橋を綺麗にすることがこんなに楽しいことだと初めて実感しました・・❤
残った橋の点検チェックと清掃をして、そして定期的にメンテナンスを行う仕組みを作り、熊本県や天草市に働きかけたいと思います。
今後は、住民の力で地域のインフラを守っていく活動を全国的に普及させていくことが求められていると思います。
今回はとても良い経験ができ、日本大学にも胸を張って報告することができました。 (畑元正司)
【編集後記】
8月7日から13日まで、日本大学と慶応大学の学生さん5人が天草に滞在して、手野の山林に遊歩道やツリーハウスを造ろうというミッションに挑戦していました。宿泊所は高瀧良吉さんの家でホームステイでした😲
天草の自然を満喫しながら、田代公園をお手本に手野の山奥で有意義な活動ができたようです。
12日の天草最後の夜、本町鶴まちづくりの会で橋のメンテナンス報告会にも参加してもらい、バーベキューで懇親会をしました。
天草地域総合研究所の会員やカナダから天草の倉岳に移住してきているリックとリアン、橋のメンテでお世話になった浅野和香奈さん、アマケンテックの米田社長等々大勢で、高瀧の心地よい音を聞きながら楽しい夜を過ごしました。
昨年の移住体験ツアーをきっかけに、普段お会いできな様々な分野の方々と交流ができることが、今後の鶴地区の活性化につながれば良いなと思っています。💖
令和5年9月 1日 編集・発行: 世話人 畑元正司
本町鶴まちづくりの会 会長 平田輝孝 事務局 倉田芳昭
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