元マセラティオーナーがレヴァンテに試乗したら驚愕の結果に!(前編)
みなさん、マセラティ好きですか?輸入車大好きさじゃんでございます。以前マセラティグランツーリスモという車に7年間乗っていたと言うお話をさせていただいた事がありました。
4年ほど前にマセラティは降りて今はドイツのPORSCHE社の車に乗っております。ですが最近だとYouTuberのヒカルさんが昔自分が乗っていたのと同じ車(グランツーリスモ)を購入し話題にもなり若い人の間でもマセラティというブランドの認知度は上がってきたと思っています。
今回PORSCHE社のSUVを乗り換えるにあたり、またマセラティに戻りたいなと言う気持ちが芽生え、マセラティのレヴァンテという大人気SUVに目をつけディーラーさんのご厚意で沢山の試乗や検討をする機会を与えてくださったので今回はご紹介したいと思います。
マセラティレヴァンテはフルサイズSUV
輸入車SUVには大きさによってカテゴリーが分けられ、簡単に言えば大きサイズのSUVは値段が張りますwこちらのレヴァンテはP社でいうとカイエンに相当するほぼ一番大きサイズのカテゴリーのSUVになります。そのサイズ感は、
カイエン 4.92m(全長)×1.99m(全幅)×1.7m(全高)
BMW X5 4.93m×2.00m×1.77mm
メルセデスGLE 4.95m×2.02m×1.71mm
Audi Q7 5.06m×1.97m×1.70mm
レヴァンテ 5.02m×1.98m×1.70mm
と各車が見事に揃えたかのようなサイズ感ですがライバル他社SUVと同等サイズの大きなSUVです。日本の道では大柄で特に都内を走るときには運転になれないと大きさをとても感じるサイズ感なのでSUVや大きな車になれていない方にはオススメできないカテゴリーがこのフルサイズSUVだと思っていただければ。
ディーゼルエンジンからフェラーリエンジンまで幅広いグレード構成
左と右でエンジンやグレードの違いがわかれば今すぐにマセラティディーラーに入社出来ると思いますwといった感じで見た目の際は最小ながら幅広いラインナップがあるのがレヴァンテの特徴。値段やエンジンによってその金額は1000万近く違ってきます。
ーレヴァンテモデル構成ー
ディーゼルエンジン 1020万円
V6ガソリンエンジン(ベースモデル) 1100万円
V6ガソリンエンジン(高出力モデル) 1475万円
V8エンジン(GTSモデル) 1840万円
V8エンジン(最上位フェラーリエンジン)2035万円
見た目は変わらないのに、もっと言うとレヴァンテはドイツ車と違い装備されるオプションがそこまで違わないのにエンジンによってここまで金額に差があるのです。昔営業の方に聞いたことがあったのですが、「マセラティはどのグレードでもマセラティであるため見た目に大きな差を作らない」という企業理念がありどのグレードでも誇りを持って乗ってもらいたいという思いがあるそう。そもそも新車で1000万円オーバーですからディーゼルエンジンだろうがフェラーリエンジンだろうが十分高額ですがwww
V6ベースモデルとV8最上位モデルに試乗
まず最初に試乗したのはV6ベースモデル。ガソリンのなかで一番下のグレードになります。車重が2T超えの大型車ですが350hp(馬力)を発生するエンジンを搭載しております。現在自分のP社のSUVもこのベースモデルに近いスペックを持っており、いつも乗っているSUVとの単純比較が出来るなと意気込んでおりました。外装色は濃紺です、マセラティのコーポレートカラーがネイビーですのである意味でアイコンになるカラーです。
内装はタンレザー(茶色)で非常に大人っぽく仕上がっています。乗り込んだ時の上質さエレガントさは正直ドイツ車にはなく個人的には非常にテンション上がる嬉しいポイントでもありました。質感の高い革の匂いと二重ガラスの静粛が約束された空間。走り出さなくても十分上質なのが伝わってきました。
リアのデザインはグランツーリスモ、ギブリ、クアトロポルテに通じる共通のデザイン言語を持っていますが写真で見るよりも実車は本当にきれいで今まで自分が見てきたSUVの中で最も美しい言えるデザインをしていると思いました。
最も美しいSUV
現在発売されているSUVでこれは間違いなくダントツだと思います。
シフトノブも不評だった2018以前のモデルから変更され、より扱いやすいステック式へと変更されています。オーディオ関係も標準で搭載されスピーカーぐらいしか選べるオプションは無いと思っていただいて大丈夫です。
しかし、イタリア車っぽさが残っているなと思ったエピソードがありまして何気なく営業の方に「レヴァンテって地デジ見れます?」と聞いたら
「機能としては見れますがおそらく見れません。。。」
と弱々しい返事wどういうことかと言うと日本車じゃ考えられないですが、地デジは確かに機能として存在していましたが
電波を全く拾わず映らない!
のですwwwフェラーリの時もマセラティの時もそうでしたが、2009年式あたりのオーディオ関係ナビ関係はもっと悲惨でしたのでこの程度のことで驚いているようではイタリア車イタリアという国を理解できていないと言っても過言ではありません!走り以外の完璧な機能、堅実な製品をお求めであればやはりドイツ車、日本車が間違いないかなと。しかし走り、見た目に関してはやはりイタリア車、マセラティは一日の長がありこの
カッコよさだけですべて許してしまう魅力
があるのです。長くなってしまいましたので、試乗レビューは後編で。
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