記憶、というものは。。。
最近「言葉」が出てこなくて、自分でも笑ってしまう。
「ファンタジー」が出て来なかった。
「ネバーエンディングストーリーとかさ、ロードオブザリングとかさ、ハリーポッターとかさ、グーニーズとかさ.… のアレよ。ジャンルよ。ハ、フ…、ホ…」
「ファンタジー」。
「そうそう! ファンタジー!」
人の名前も出て来ない。
「2番じゃダメなんですか? の彼女よ。る、ら…、れ…、」
れ、まで出てるのに。
「蓮舫?」
「そう!蓮舫!」
分析してみると、なんとなくだが音のイメージは頭に残っているようで、何の行かまでは出てくるようだ。サ行だとか、タ行だとか。
特にカタカナに苦手意識があるようで、これについては今に始まった事ではなく、高校時代に世界史の人名が全く覚えられず、試験直前にインプットした「ユスティニアヌス」で解答欄を埋めた事があった。ちなみに、それでもハズレた。
記憶する能力と、記憶を引き出す能力とは、おそらく………、ホラ出て来ない、アレよ。アレが違うのだと…、メ、マ。
メカニズム! メカニズムが違うのだと思うのだが、私の脳内ではいま、何が起きているのか。
これが、老化というものなのか。
こわ〜い。