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“違い”を味方にする方法。

こんにちは。わくさんです。
もう4月ですね。桜を見るたびに「始まりだなぁ」と感じます。
「桜が一斉に咲き、散っていく」儚さが好きです。あんな風に、生命力いっぱいに堂々と、今を過ごしていきたいです。

さて、今日は「違いを味方にする方法」についてお伝えします。
・受け入れられないことがあるけど、頑張らなきゃ。
・違和感を感じると、行動できない。
・自分は嫌なことがあるとすぐ逃げちゃう、けど何とかしたい。
そんな方にお役に立てたら嬉しいです。

違いとは、「違和感を感じ、受け入れることが難しい状態」をここでは意味しています。違いを味方にする方法は、捉え方を工夫することです。
「あなたの捉え方次第」と聞いたことある人もいると思いますが、
それが無理なくできると、違いを活かせると言えます。

例えば、会社から納得できない仕事を任された時、
「自分にどんな意味があるのか?」
を考えて、つなげて考えられたら主体的に動けます。
どんな仕事でも楽しくなります。
環境や人に依存しにくくなります。
ありたい自分の姿に向けて、進むことができます。
自分にとってのメリットを感じながら取り組めるからです。

具体的な捉え方の工夫方法をお伝えします。

①やらなきゃいけないこと。やりたいこと。大事にしたいこと。
それぞれを書き出してください。

②上の順番につながるものを線で結んでください。
大事にしたいことまで繋ぎましょう。

③つながらない場合は、書き出したものを細かく分解してみてください。
線で結ばれた瞬間、心の納得感が持てるようになります。

それでは、最近の僕の体験談に合わせて、具体例をお伝えします。
僕は普段、個人様や企業の従業員様向けに1対1、もしくは1対数名のコーチングを行なっています。数ヶ月伴走して、その方の得たい成果を得るまでご一緒しています。

2022年1月から個人事業主になり、ありがたいことにコーチング以外にも企業様向けの研修講師、プログラム開発などのお仕事もいただいています。研修講師などは独立前からずっと行なっていました。来週から新人研修の講師が始まります。4月はほぼ毎日です。

企業向けの人材育成に長年携わってきましたが、研修講師とコーチングをそれぞれ行うようになり僕の中で違和感を感じました。

研修は単発だけ。その後どこまで変化が起きたか追えない。
反面、コーチングは寄り添い変化を起こす、成長まで見届けることができる。故に、研修はどこまで自分の中で意味があるのだろうか。

お仕事なので真心を込めて尽くしたい。お客さまの期待に応えたい。そう思う反面、「僕が提供したい価値が研修では限界ある」と感じてしまった時があったのです。提供する形が異なるので当たり前です。ただそこを割り切れず。「どうせなら、心の納得感をもって全力で取り組みたい。」というのが僕の性格なんです。

あるとき、たまたま別のセッションをしていたコーチにこの旨を伝えました。すると「研修講師とコーチは、何がどう違うのですか?」と言われ、上記の話しをしました。

「本当に違いますか?」深掘りされて、ハッと気づきます。

研修は1対多数だけど、コーチングをしている時と同じで、
全員に寄り添う姿勢は変わらない。可能性を引き出すアプローチも変わらない。期間はもちろん違うけど、本質は変わらないんじゃないか。
実は自分でも気づいていたから、仕事を受けているんじゃないか。
心が納得したことを踏まえ、下記のように書き出しました。

●やらなきゃいけないこと:研修講師
●やりたいこと:コーチング
●大事にしたいこと:クライアントの成長を信じ抜く

さらに具体化します。

●やらなきゃいけないこと:研修講師
→1対多数。ファシリテーション(心理的安全な場づくり、本音になれる関係づくり、自走する動機付け)
●やりたいこと:コーチング
→1対1。個々の可能性を引き出す協働的コミュニケーション(質問、フィードバック)
●大事にしたいこと:クライアントの成長を信じ抜く
→クライアントのありたい姿を知る、課題を捉える、ボトルネックを見破る

次第に上記3つのつながりが見えてきます。
「コーチングでやっていることは、研修講師でもやっているな」
「コーチングで大事にしていることは、研修講師でもやっているな」
「そうか、形は違くとも本質は同じ想いを大切に望めるんだ」

結びつきが見えた瞬間、違和感は消え去りました。
このやり方は、書きながら自分の心を納得するステップだと気づきました。

イメージ持てましたでしょうか?

僕たちは、やらなきゃいけないことに違和感を覚えます。
違いが嫌で拒絶します。心が納得していないからです。
ただそこで思考停止してしまうと、自分が好きなことしかできません。

自分の好きなこととは、過去やったことの中から選んでいるはずです。
ということは、やってみないとこれ以上の選択肢は得られないということになります。違いを感じることが、行動のブレーキになるとしたら。
外すか、和らげる工夫ができた方が良いです。

もしそのような方がいたら、上記に書いた3つの書き出しと結びつけることを試してみてください。

社会、環境、他人はなかなか変えることができませんが、自分自身の捉え方は変えることができます。工夫できることは自分のためにやっていきましょう。

編集後記:来週だけで150名近い新入社員の方とお会いします。
毎日別の会社に伺います。とても楽しみになってきました!!

最後まで読んでいただき有難うございました。

僕は「心の弱さを力に変える力を手に入れて、自分らしい人生を歩んでほしい。」そんな想いでnoteや、Twitterを発信しています。(@lifemission_kk)
目指したい社会は、「自己信頼と他者へ尊敬する心を育み、思いやる社会作り」です。ありたい姿に向かって活動しています。主には、ブレない軸を作る1on1プログラムや、国内や、グローバル企業の人材育成コンサルティングです。
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