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アナウンサーから学ぶ表現の楽しみ方 〜人を惹きつける動画とは〜

前回の表現力向上講座が想像以上の大反響でしたので、
熱が冷めやらぬうちに第2段を実施した、
教育を本気で語る会の探究大好きマサです!
今回は「Instagram」の効果的な発信についてレポートします!


1 SNSを使うことが目的ではない

最近は学校の広報にもSNSが活用されています。
しかし、ホームページや広報誌と同じような掲載方法では、
スマホの画面からすぐにスワイプされてしまいます。
フォロワーが増えなければ広報につながりません。
大切なのは「アップすること」より「見てもらうこと」です。
自己満足で終わらないようにするために、
リール動画やアプリの使い方を学びました!


2 SNSと授業の共通点

撮影の角度や動画アプリの「CapCut」を学びながら、
「リール動画の作り方って授業と似てるなぁ」と思いました。

新しい情報や知識を発信する、という点では同じです。
発信する人だけが満足するのではなく、
見たり聞いたりしている人たちに共感してもらえるかどうか。
トライアンドエラーを繰り返していくことも、
振り返りをしてブラッシュアップしていくことも同じです。
教室でやるかスマホでやるかくらいの違いです。
人を以て鑑と為す、のように
アナウンサーを以て授業と為す
授業にも活用できる視点をまとめてみます。

3 数年前の僕たちへ今を伝えよう

様々な情報を発信するときの注意点は、
その情報に興味を持っていなかった過去の自分に発信するようなイメージを持つこと。
そして、発信を繰り返しながらブラッシュアップしていけるように、
まずはやってみること。
この2点が重要だと教えていただきました。
相手目線で語りかける手法は、
教師の授業での話し方と似ています。
教師として常に意識していることは、
昔の自分がこの授業を受けて楽しいと思えるかどうか。
教育に興味がなく、
専門的な知識もない昔の自分が、
授業に興味を持ってくれるとしたらどんな展開なのか。
時代錯誤なこともありますが、
昔の自分がつまらないと感じたような授業はしないようにしています。
トライアンドエラーを繰り返しながら、
発信の手段を探していくことは、
SNSでも授業でも根本的な理念は共通しています。

4 サムネイルは授業の導入と同じ

共通点は他にもたくさん見つかりましたが、
サムネイルの重要性を聞いたときに、
授業の導入と同じだと感じました。
サムネイルで釣れるとスマホでポチってくれる。
導入で生徒の好奇心を刺激できると授業を聞いてくれる。
それを考えたときに、
授業のテーマに沿った「リール動画」を活用してはどうか
とひらめきました。
動画をそのまま流してもいいし、
その動画のいいところを真似してもいいと思います。
普段は授業に興味がない生徒も、
短時間の動画には興味を示して顔を上げてくれることが多いです。
だったらリール動画の再生は有効かもしれません。
最近の流行やインフルエンサーの情報などを、
生徒が教えてくれるかもしれません。
そんな明るいイメージがどんどん湧いてくるくらい、
アナウンサーと教師の共通点を強く感じました。



前回の表現力向上講座に続き、
改めてアナウンサーのwide wiseに驚嘆しました。
こんなことまで考えてるのかぁ、と
感服してばかりです。
今回のように教師との共通点はもっとたくさんみつかるはずです。
アナウンサーとのコラボ授業、
これからも継続していきます!

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