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只の風邪を5類に格上げする意図とは?

 厚労省による「急性呼吸器感染症(ARI)の今後の取扱いについて」という名称の資料がある。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001257054.pdf

 共に5類のSARS-CoV-Ⅱやインフルエンザを「急性呼吸器感染症(ARI)」と名付け、それらに対する今後の対応方針を定めた資料だ。

 それによると、ARIには以下のものが含まれる可能性がある。


 そして、武見厚労大臣の記者会見によると、ARIに普通の風邪も含める方針のようだ。つまり、ただの風邪を感染症法上の5類に格上げするという意味だ。

 厚労省は、「急性呼吸器感染症」(ARI)を新たに「5類感染症」に位置付ける省令改正を行う方針を示し、パブリックコメントを実施しています。

「急性呼吸器感染症」(ARI)というものが以前からあったのかは、調べたがよく分からない。

 以下の記事によれば、「定点となる医療機関から、急性の咽頭炎や気管支炎といった症状の患者を幅広く報告してもらう。新たな病原体による感染症の迅速な覚知が目的の一つ」とのことだ。

 それっぽいことを言っているが、政府の言うことがそのまま信じられないのはコロナ騒動で嫌と言うほど分かっている。必ず裏の意図があるはずだ。

 考えられることはいくつかある。

1.新型コロナは5類になったとは言え、いまだにテレビや政府が危機を煽り、感染対策のマスクや消毒液などがなくなっていない施設(病院や店舗など)が大部分だ。そこに新たに5類感染症を加え、それに対する危機を煽ることで、ARIに対して行動制限などをかける。

2.新たなワクチンのネタとする。
 2023年5月8日の法改正で5類に留まった新型コロナに対して、2024年10月から定期接種が始まる。これは5類に留めた効果だろう。
 同様に、「ただの風邪」に対するワクチンを作って定期接種に持って行く余地を残すためだと考えれば非常に納得がいく。

3.これを機に感染症法を改正し、5類に対する規制を厳しくする。

 私にはこの動きが日本政府独自のものとは到底思えない。WHOやビル・ゲイツ辺りから指示が来ているのではないだろうか?製薬会社の影も見え隠れする。
 現在の日本政府は日本国民同様、自分で新しいことを始めるような主体性があるとは思えない。新型コロナにPCR検査を使い始めたのもWHOからの指示だ。

 この件に関する今後の動きには注意を払っておく必要があるだろう。怪しさ満点なのだから。

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