「真の歴史教科書のネタシリーズ6」 フリーメーソンの力の源泉とは何なのか?
執筆中の「真の歴史教科書」の中の1つの重要なテーマとして、「フリーメーソンの力の源泉はどこにあるのか?」がある。
フリーメーソン(組織名は正確にはフリーメーソンリー)は中世にできた石工組合を起源とするとの説が有力のようだが、さらにそのルーツとなるとはっきりしないようだ。
「入門フリーメイスン全史」(片桐三郎著)によると、「多くの石工団体はその本拠であるロッジに伝説と訓戒の手書き写本を持っていた」そうだ。
その手書き写本のひとつには、以下のような記述がある。
表現が若干曖昧だが、石工技術と石工団体はノアの洪水の前に起源を持つものであることを示唆しているように思える。
しかし著者はこの部分に関しては、史実ではなく神話的なものと捉えており、この記述を根拠にフリーメーソンの起源をノアの洪水以前に求めるのは愚かなことだと書いている。
しかし本当にそうなのだろうか?
私の調べたところでは、ギザのピラミッドが作られたのは、ノアの洪水前の時代のことであり、アトランティス文明に代表される、異星人による文明が栄えていた。
フリーメーソンがピラミッドをシンボルとしたのは、フリーメーソンの始まりが、ピラミッドを作った技術を受け継ぐ石工によって作られた組合だったからではないのか?
「グランド・ロッジ写本」にはフリーメーソンへの入会の際の宣誓の言葉が記されている。
ここでの「重大な処罰」とは、現代のフリーメーソンの掟から推測すると、命で償うことを意味するのだろう。
これだけ厳しい戒律を課すのはなぜなのか?
国家機密レベルの厳しさだ。
石造建築に関する特許的な物を守るためだけでこれだけの厳しい戒律を課すだろうか?
彼らが守ろうとした「高度な建築技術」とは一体何だろうか?現代で考えれば、
・材料力学(材料の強度計算をするためのもの)の知識
・各種加工用機械の特許やノウハウ(石の切り出しを含む)
・材料に関する知識(材料の特性、合金の作り方、元素変換?など)
・建築資材の運搬に関するノウハウ
・運搬用機械の特許やノウハウ
・建築資材を吊り上げる機械の特許やノウハウ
・建築資材同士を固定する技術に関する特許やノウハウ
・防水加工技術に関する特許やノウハウ
・石への彫刻に関する技術の特許やノウハウ
現代であれば、これらの知識や技術は、大学や企業などが研究し、保持しているものだ。それを当時は石工たちが独占していたのだろうか?
これらは命を賭けてまでして守るようなものだろうか?
「企業秘密をバラしたら死刑」みたいなものだ。
ノウハウレベルの技術の流出を避けるためだけに、あれほど厳しいルールを設けるとは考えにくい。フリーメーソンリーが石工組合(ギルド)だった時代にこれほど厳しいルールだったかは分からないが、秘密を守るルールがあったことは間違いないだろう。
当時の石工職人は、建物や道路など、近世国家を発達させるためにはなくてはならない専門家たちであり、特権階級だったそうだ。(「フリーメイスンの謎と正体」)
その特別な身分を少数で独占するためなのだろうか?
彼らが独占していたであろう知識は、巨石の加工技術、巨石の運搬技術、巨石の組み上げ技術(高い位置まで持ち上げて設置する)、算数、幾何学、音楽、天文学(占星術を含む)に加えて、恐らく錬金術、黒魔術などがあったと推測される。
巨石関連の技術は、アトランティスやレムリア文明が持っていたであろう、巨石を自由な形状に短時間で加工する技術、巨石を軽々と運ぶ技術、それを持ち上げて正確に設置する技術であり、我々の見たことのない技術だ。つまり、我々より科学がはるかに進んだ異星人の持つ技術だ。
加工はコンピューター制御で設計図通りに機械が自動的に削るのか、あるいは溶かして成形する技術であり、運搬と設置は音波を使ったのか、あるいはUFOの重力制御の機械を使ったのかわからないが、これも我々の見たことのない技術だ。
ピラミッドの建設の様子は、下の動画に描かれているものと近かったのではないだろうか?これなら私には何の違和感もない。機械を使わずに人力で作ったとの説には何の説得力もない。
現代のフリーメーソンがこのような技術を持っているのではないかと考える理由は、ノアの洪水(紀元前9500年頃)以降も、ローマ神殿、テオティワカンのピラミッドなどの巨石建造物が作られているからである。
このような、異星人の技術であるから、外に漏らすことが許されないのではないだろうか?
現在のフリーメーソンも、上の階級に行けば、これらの知識や技術を開示されるのではないだろうか?
もちろん、支配者による世界的な犯罪計画の共犯者として、秘密をばらされるわけにいかない事情もあるだろうが、それに加えて知識と技術の独占が、この組織が誓約違反者への厳罰を持つ秘密結社である理由なのではないかと思っている。
引き続き、この仮説の裏付けを取るべく調査を続けて行くつもりだ。
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