ウイルスは存在しないのか?-その2
先日の記事「ウイルスは存在しないのか?〜ウイルスの定義の違いによる不毛な議論」の中で、京都大学の宮沢孝之准教授の動画をご紹介したが、その続編的な動画があったので、これに関しても見解を述べてみる。
また、この動画を紹介している矢澤真さんの記事も興味深いので参考までにご紹介する。
宮沢さんの話の要約
・ウイルスの単離は行われていない。
・不純物の混じったウイルスのRNAを100〜200塩基の長さに切った後にコンピューター上で「確率的に最もあり得そうな形」に繋ぎ合わせて、遺伝子配列を決定。
・導き出された遺伝子配列を基に、遺伝子合成技術で人工的にウイルスを作る。
・人工的に作ったウイルスは元のウイルスと同じような働きをする。
➡︎だからウイルスは存在する。
矢澤さんの話の要約
・存在しないことの証明は「悪魔の証明」と言われていて不可能。
・ウイルスの存在証明がされていないことが、ウイルスが存在しないことの証明にはならない。
・医師の崎谷さんによる「自然のウイルスは存在しないが人工ウイルスは存在する」も「ウイルスはエクソソーム」も根拠が示されていない」
・病原体仮説は細菌については有効。
さすが、私の信頼するブレーンでもある矢澤さんは論理的で冷静だ。
さて、両者の見解について私見を述べてみる。
宮沢さんのコメントに関して
「だからウイルスは存在する」との結論だが、
①いや、元のウイルスを再現できていないでしょ?働きが似ていると言っても似て非なるものでしょ?
②元のウイルスの働きってどうやって調べたの?
自然に存在するウイルスが人体(動物)にどのような影響を及ぼすかの実験は実質的に不可能。
単離して培養もできない自然のウイルスを実験に使うことは恐らく不可能だし、人体(動物)の中にウイルスが存在することをどうやって確認するの?遺伝子配列のごく一部だけを見るPCR検査は証拠にならないからね。
③それがウイルスなのかエクソソームなのかはそれだけでは分からないよね。
矢澤さんのコメントに対して
確かにウイルスの存在証明がされたことがないからと言って、ウイルスが存在しないことの証明にはならない。
矢澤さんの投稿を見ると、宮沢さんの主張を肯定しているような印象を受けてしまうので(実際は違うと思うが)、一言言っておく。
存在もその働きも科学的に証明されたことのないウイルスが「感染症を起こす」との前提で進められているワクチンは、科学的根拠がないのであるから、その存在価値を認めることはできない。
「本当は何があなたを病気にするのか? あなたが病気について知っていると思ってきたことすべてが間違いの理由」(ドーン・レスター&デビッド・パーカー著、字幕大王訳)によれば、「予防接種」という考え方は、科学的証拠に基づいて考え出された手法などではなく、古い伝統や迷信に基づき始まったものなのだ。
実際、ワクチン接種の創始者とされるエドワード・ジェンナーが、ワクチン接種に関して唯一王立協会に提出した論文は、「証拠がない」との理由で却下されている。
ウイルスが原因で感染症が起きるとも証明できていないのだから、ワクチンの効果など証明できるはずがないのは当然のことだ。
まとめ
迷信から始まり、未だに科学的根拠を完全に欠き、接種後に有害事象が起きると分かっていて、製薬会社と医療関係者の利益のためだけに存在する全てのワクチンをこの世から廃絶することを私は強く主張する。
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