「出産の闇」〜まんまる助産院院長、椎野まりこさんに聞く〜
東京都立川市にある、ノーワクチン、ノーPCR、ノーマスクでの出産に理解のある「まんまる助産院」の椎野まりこ院長にお話を伺ってきた。
話を聞きに行った理由は、昨年、私の親しくしている女性が出産することになった際、安心して産める場所がなくて苦労していたことがきっかけだ。
コロナになってから、ワクチンを打っていないと見てもらえなかったり、PCR検査が陽性だと帝王切開になったり、マスクを着けたまま出産させられるなど、これまで以上に異常な出産が強要されるようになり、安全安心な出産のできる場所を知っておきたかったことと、お産についての基本的な知識を身に付けたかったから。
私にまんまる助産院を紹介して下さった女性は、まりこさんが「お産には支配者層のもくろみがある」と話されていたのを聞き、マスコミに「陰謀論者」と呼ばれた私にそれを知って欲しいと思ったそうだ。
以下、まりこさんにお聞きした内容。
・自然な出産で大事なのは、元々備わっている自分で産む力。
・病院での出産が3代続くと、自分で産む力を失うとフランスの産婦人科医のミシェル・オダンが話している。
鶏もケージで飼われていると本能が鈍って卵をかえせなくなるらしい。
・戦前は自宅出産がほとんどだったが、戦後に病院での出産が主流になったのはGHQの策略。病院での出産が主流になってから、出産時の母子の死亡は確かに減少したが、その代わりに失ったものもある。
・出産時は激しい痛みによりオキシトシンやエンドルフィンなどの脳内麻薬が分泌される。これが母体だけでなく赤ん坊にも血液を通して行くので、幸福感を感じながら生まれてくることになる。この経験はその後の人生において非常に大事な経験である。
出産時の痛みを軽減することが一概に良くないこととは言えないが、無痛分娩は大事な経験を奪うことになるので慎重に考えるべきだろう。
・無痛分娩で麻酔を使うのは、麻酔が子どもには行かないと考えられているが、海外の調査結果では一概にそうとも言えないデータもあるようだ。
Q.助産師について説明して欲しい。
A.助産師は国家資格。
ただし助産師になるには看護師の資格が必要。
Q.助産師の教育課程に実習はあるのか?
A.以前は正常出産(麻酔や吸引、陣痛促進剤、帝王切開などの医療介入のない出産)10例の実習が必要だったが、最近は正常出産が少なく、それが難しくなってきたので、介入がある出産も10例のうちにカウントしてよくなった。
Q.助産院で産みたいと思えば誰でも産めるのか?産む力の弱い人でも?
A.まんまる助産院では、健康面上など、ガイドラインにおけるハイリスクに相当する場合はお断りしている。まんまる助産院で産みたい時はプログラムを受けてもらう。栄養学、脳科学などに基づき、食べるものを変えたり、考え方のトレーニングを受けてもらったりする。
病院出産する方でも、より良い出産をしてもらうために、希望者にはプログラムを受けてもらうケースもある。
Q.私の第一子は逆子だったので帝王切開だったが、なぜ逆子になるのか?
A.逆子になるのは子宮の形など形質的な問題もあるが、母親が悩みやストレスなど心の問題を抱えていることによる影響が大きいと考えている。問題が解決した途端に逆子が直る例があるからだ。忙しくて考え過ぎるとアドレナリンが出ているために赤ちゃんが興奮状態になり動き回ると考えられる。(まりこさん説)
・日本では何かあった時のために助産院は嘱託医と連携医療機関との連携が法律で義務付けられている。
・助産院を利用する場合の出産は、自宅または助産院で。
・妊娠期間中には助産院や病院での最大15回の健診が義務付けられていて、健診で何らかの異常が出たら病院出産になることもある。
・臍の緒は赤ん坊の呼吸ができていたら切っていい。ただし、臍の緒の拍動が止まるまで待ちたいと考える方は、状況が許せばそれも可能である。生まれて5分くらいだろう。
一部には臍の緒が自然に取れるまで待ちたいと考える人がいるが、私は異議がある。野生の動物は、生まれたらすぐ母親が臍の緒と胎盤を食べる。胎盤がぶら下がっていたら敵に狙われるから。人間も同じはず。自然界と同じようにするのが自然だろう。
【まとめ】
まりこさんは、お産のことをもっと男性に知ってもらいたいと仰っていた。
裏の世界を暴いているジャーナリストや医師が誰もお産のことを書かないのは、男性がお産を経験出来ず、感覚として分からないからではないか?
だから男性である私に、お産のことをレポートして欲しいとのことだった。
戦後、GHQがお産を自宅から病院に移したのは、医療の収益源を増やすことが主な目的だと思われる。
時代と共にお産の主体は母親から病院に移って行った。
さらに、昆虫食、人工肉などを推進する現在の世界情勢を見ていると、世の中が出産を自然なものからどんどんと人工的なものにして行くのは、支配者のもくろむグレートリセット後の世界がIoT、AI、ロボット、ビッグデータ、仮想現実の世界だからだと思われる。
彼らは生殖を伴わない出産、最終的には精子と卵子を取り出して人工授精させて人工子宮で大量生産することを究極の目標としているのだろう。その人工的な「出産」を、そこからの臓器移植も可能な「産業」と考えているのではないだろうか?
出産するのは女性だが、子孫を残すという意味では男性にとっても人生における極めて重要なイベントなので、妊娠と出産の過程をよく理解し、より自然な出産をできるように女性と一緒に努力して欲しいとともに、出産にまつわる支配者側の企みに気付くきっかけにもして欲しいと思う。
※私の肩書きはフォトグラファー/真相追求ジャーナリストだが、両者を合わせたフォトジャーナリストは当然ながら肩書きの範疇に入り、また憧れの職業でもある。今回はフォトジャーナリストとしての最初のレポートだ。