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レビュー「私たちは売りたくない!」

 今、大きな話題になっている本がある。

 「私たちは売りたくない!」である。

 何を売りたくないのか?10月から市場投入される予定の新型コロナ用のレプリコンワクチンだ。

 この本は、日本の将来にとって極めて重要な本であり、この本が出版された価値は計り知れない。

 何が素晴らしいのか?

 ワクチンを日本で一番販売してきた会社「明治製菓ファルマ」の社員のチーム自らが、遺伝子ワクチン(レプリコンワクチンを含む)の危険性に対して明確な警鐘を鳴らしたことである。

 私などの部外者がワクチン接種開始前から鳴らしていた警鐘は、世界中でほぼ完全に無視された。ファイザーの元副社長、マイケル・イードン博士の警告もだ。
 しかし、コロナワクチンの接種が一旦終わり、世界中で、そして日本で信じられないほどのワクチン被害者が出ている中で、ワクチン供給側から内部告発者が出たことは、説得力の面でこれ以上のものはないだろうと思えるほどの破壊力を持つはずだ。

 この本の内容については、一部で批判的な批評も聞くが、私は最大級に評価している。

 では以下に本書の要点をまとめていく。

【執筆の動機】
 若くて健康そのものの将来を有望視されていた社員(影山晃大さん、26歳)が、2回目のコロナワクチン接種3日後に突然、急性心不全で亡くなったことだ。
 そして、他にも同じように健康な若者が同じような死因で亡くなっているにも関わらず、国はコロナワクチン推進の姿勢を全く崩さないこと。
 「コロナワクチンの危険性を知っていて黙っているわけには行かない」「自分の家族や知人にも危険が迫っている。その事実を知らせないわけにはいかない」という至極まともな動機が、職を失いかねない行動へ彼らを走らせたのだ。

【コロナワクチンの異常性】
これまで数多くのワクチンを販売してきた彼らが感じた、コロナワクチンの異常性は以下のものだ。

・ワクチンが社会に登場するまでの異常に速いスピード
・有効性の検証が不十分
・過去のワクチンでは例がないほどの副反応のきつさ
・厚労省自身による、業務停止レベルの誤情報の意図的拡散
・死亡事例が出ても接種中止とならず、事業継続の判断
・有効期限の度重なる異例なる延長

 私の知らなかった情報があったのでご紹介する。

 製薬業界でよく知られるものに、「ブルーレター」や「イエローレター」と呼ばれるものがある。
 「イエローレター」とは「緊急安全措置」のことであり、緊急かつ重要な情報を伝達し、実際に背景が黄色い文書で伝えられるものだ。
 一方、「ブルーレター」とは、イエローレターに準じて迅速な注意喚起が必要な場合に、背景が青色の文書で伝えられるものだ。
 「ジョイクル関節注30mg」という医薬品では、重篤なショック、アナフィラキシーの症例が10例報告されたことで、ブルーレターが発出された。
 ブルーレターを実際に出しているのは製薬会社自身だが、製薬会社にブルーレターを出すように指示を出すのは厚生労働省だ。
 ブルーレターを読むと、

「このうち1例は、因果関係は不明ですが、死亡に至った症例として報告されています。このため、本剤の「使用上の注意」の「警告」を新設し、「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」を改定することと致しました」

との記載がある。

 このように、医薬品に予期せぬ有害事象が生じたら、国民の命、健康を守るために、まずは迅速に注意喚起を図るのが厚労省にとっても製薬会社にとっても常識なのだ!
 しかしコロナワクチンでは全く常識外の対応が取られたのだ。

 国への死亡報告の1件目は60代の女性で、死因はくも膜下出血。
 2例目は26歳の女性で、死因は脳出血、くも膜下出血だった。

・1回目接種の3〜4日後
・どちらも女性
・死因がくも膜下出血で共通

という明確な共通点があるので、本来なら国はこの時点で接種を止めるべきなのだ。少なくとも、医療機関に一斉に厳密な注意喚起をすべきなのだ。

【レプリコンワクチンへの評価】

 レプリコンワクチンに関しては、「少容量で済むので副反応が少なく、抗体価が長く持続すること」を売りにしているが、実際はファイザーのコミナティよりも副反応が多く、安全性は全く低くなっていないのだ。

 シェディングについては、明確な答えはないとしつつも、「mRNAを増幅する性質から、レプリコンワクチンは疑似ウイルスとも言える」との理由で、mRNAワクチンより危険性が高いだろうとしている。

【従来型ワクチンに関して】
 一方、従来型ワクチンの捉え方はどうなっているのか?

 結論を書くと、残念な結果だ。

 こちらは対照的に、自分たちでは検証をすることもなく、少なくとも何の証拠、特に否定的な証拠を一切示すことなく、全肯定している。

・ポリオはワクチンで根絶できた
・日本で感染症が流行していないのはワクチンの効果を示す証拠

と。

 彼らがワクチン会社の社員であることから、そこを否定してしまうと、自分たちのアイデンティティが否定されてしまうので同情の余地はあるが、従来型のワクチンは、それほど多くの被害を出すことなく(この認識が大間違いだが)、感染症の流行を抑えてきたと信じている。

 彼らにはぜひ、「ワクチン神話 捏造の歴史」や「THE REAL ANTHONY FAUCI 人類を裏切った男」を読んで、考えを改めてもらいたい。

【まとめ】
 発売直後から大きな話題となり、Amazonで全体の1位となり、すぐさま品切れとなった「私たちは売りたくない!」。

 レプリコンワクチンの販売元である明治製菓ファルマの社員が職を賭して内部告発してくれたことは、極めて大きな意味を持つ。

 例え、従来型のワクチンを手放しで肯定していようとも、圧倒的に危険な遺伝子ワクチンとレプリコンワクチンに対して、論理的で極めてもっともな理由で警鐘を鳴らしてくれたことは、未だにコロナ騒動に関する国の公式見解を信じている日本国民に対して、圧倒的な説得材料となりうる。

 この本は、自治体や病院、学校などに遺伝子ワクチンの危険性を訴えにいく際の強力な武器となるだろう。

 著者であるチームKの皆さんに感謝の言葉を贈りたい。ありがとうございました!🙏

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