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見えない兵器

 台風やハリケーンの異常な進路、同じ場所で何日も降り続ける大雨、3連動などの不自然な地震、そして頻発する不自然な火災。

 降雨をコントロールしたり、台風を作り出したり、地震を起こしたする、いわゆる気象兵器は第二次世界大戦の前から各国で研究されて来た。

 なぜなら、攻撃の証拠が残りにくいので、使用のハードルが低いのだ。

 最近は、銃や砲弾、ミサイルに代わるものとして、指向性エネルギー兵器(DEW:directed-energy weapon)が完成の域に達し、各国の軍が採用し始めている。

 こちらも気象兵器と同様に、物的証拠が残らない。発射するのは光線なのだから。
 しかも、DEWの場合は費用が格段に安いというメリットまであるのだから、兵器の主流がこちらに移行していくのは必然であり、確実だ。まるで、ワクチンが、安くて短期間で作れるmRNAワクチンに一斉に切り替わっていくのと似た構図だ。

 ハワイ・マウイ島のラハイナ地区が山火事と呼ばれる火災で燃やし尽くされたのも、2025年1月のトランプ氏の大統領就任直前にロサンゼルスの住宅街が1万棟以上も燃やし尽くされたのも、DEWによるものであろうと噂されている。

 DEWの場合、物的証拠が残らないのは気象兵器と同様ではあるが、気象兵器の代表格HAARPが電磁波を使ったものであるのに対し、DEWは可視光線であるために、以下のように写真や動画で犯行を捉えられてしまう可能性がある。

 その点では、自然災害に見せかけた攻撃として使う側にとっては手放しで喜べるものではないかもしれないが、夜中に使えばやはり攻撃であると気付かれずに火災を起こすことができるし、犯人を特定できるような証拠は残らないので、画期的な武器と言えるだろう。

 今後の戦争ではDEWがどんどん使われるようになるのはもちろんのこと、山火事を偽装した破壊工作が頻発するようになることを懸念している。
トランプ大統領は果たしてそれを止めることができるだろうか?

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