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ポートレートモデル体験記

 いつもはポートレートを撮る側の私だが、ちゃんとしたプロフィール写真を用意する必要に迫られ、知人の女性カメラマンに撮ってもらうことにした。

 このカメラマンは、私と初めて会った際に、「イケメン発見!」と言ってきた。何でも、格好いい男性のポートレートを撮るのが好きで、いい男を見ると声を掛けて撮らせてもらっているらしい。私の逆パターンだ!😲

 他にも格安で撮ってくれるカメラマンもいたのだが、私を撮りたがっている人の方が上手に撮ってくれるだろうし、また彼女の撮った子どもたちの写真を見て、センスがいいと感じていたので、彼女に撮ってもらうことにした。

 撮影の前に色々と考えるのは撮る方でも撮られる方でも同じだが、考えるポイントが若干違う。

【撮る側の場合】
・どのような写真を撮りたいか?
そのために、
・どこでどのようなイメージで撮るか?
・服装はどうするか?

[撮られる側の場合】
・どのような写真を撮ってもらうか?
・服装はどのような感じがいいのか?アクセサリーなどの小物は?
までは同じようなものだが、
・自分の欠点をなるべく見せないようにするにはどうすればいいか?
・自分が被写体でいい写真が撮れるのだろうか?

など、ついマイナスなことを考えてしまう。なにせほぼ未体験なので。

 撮られる側は、何かと不安な気分になってしまうものだということが分かった。

 次は撮影中に感じたこと。

 今回は、新宿の都庁ビルの周辺を中心に撮ってもらった。

 褒めてもらいながら、撮った写真を「格好良く撮れてるよ!」と言いながら見せてくれるのだが、中々自分では「いいね!」とは言いにくいものだ。
 と言うのも、自分では自分の顔やスタイルの欠点を知り尽くしているいるだけに、つい、悪いところが目が行ってしまうのだ。

 それと、カメラマンに褒められても「仕事だから盛り上げるために言ってくれているんじゃないの?」と思って、素直に喜べない部分もある。😄
 相手が、私と同様でお世辞を言わないカメラマンだと分かっていれば素直に喜べるのだが。

 一通り撮り終わって、駅に向かおうとしたところ、都庁の下で彼女がいい場所を見つけて、「ここで撮りましょう!」と、延長戦。
 私も撮る側なので良く分かる。撮り終わっていても、いい場所を見つけたら、撮りたくなるものなのだ。カメラマンは欲張りだ!

 撮られる側としては「もういいんじゃないの?」と思ってしまう。撮られるのにもだんだん飽きてくるし、疲れも出てくるので。

 自分が撮る際にはモデルさんの気持ちも考えながら、どこまで撮るか決めるようにしようと思う。加減が中々難しいが。

 それと、撮ってもらった写真を、自分でSNSに上げるのは結構恥ずかしいのが分かった!「この表情がいいでしょ!」とは中々自分からは言えないよね。
 だから、カメラマンが上げてくれたのをシェアするのが楽で無難だということに気付いた。


 普段はしないようなポーズや表情をすることを恥ずかしく思う気持ちは分かるし、私も今日感じたが、ポートレートは、「自分を理想化して楽しむ遊び」と思えば、緊張も恥ずかしさもなくなると思う。せっかく形に残る写真を撮ってもらうんだから、日常では見られない、素敵な自分を撮ってもらえばいいんだよ!😊👍

 カメラマンさんセレクトの写真を以下にUPする。

 写真を見た感想としては、予想していた以上に素晴らしくよく撮れていて、撮れ高が凄い!
 私が撮る場合だと、1回の撮影で、気に入った写真が多くて20枚くらいだが、今回は使える写真が50枚くらいはある感じだ。
 構図をかなりの引きのものも含めてバリエーション豊かに撮ってくれたので、そのせいもある。都会は背景が絵になるので構図の変化も付けやすい。
 それにしても50枚使えるのは、モデルも良かったのかな?🤣

 モデルの気持ちをよく理解することができ、今後の撮影に活かせそうな、とても有意義なモデル体験だった!😊👍

真相解明士バージョンのプロフィール写真
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