オリンピックの終焉
・異常な開会式
・不評の選手村
これ以外にも、不可解判定などの問題が続出のパリオリンピック。
ここまでに起きた事件をまとめてみる。
まずは開会式の続きから。
巨大な頭
放送では出てこなかったように思うが、セーヌ川に巨大な顔が浮かんでいたらしい。不気味だ。
思い返せば、東京オリンピックでも、巨大な顔の気球が上がっていた。
オリンピックに巨大な顔は必要なのだろうか?一体、何の狙いがあるのだろうか?
柔道
①まずは男子柔道の永山選手の試合で起きた事件。
審判が待ったを掛けたのにも関わらず相手選手が絞め技を続けたため、永山選手の意識が落ちて、永山選手の負けにされた事件だ。
これは、勝敗の問題に留まらず、命にも関わりかねない危険な状況だったようだ。
「待て」を掛けても選手が気付かないなら、審判は選手の体を叩いて気付かせなければいけないはずだ。
②柔道に関しては話題になった事件がもう一つあった。
混合団体の決勝で、3-3となり、決着を付ける階級を無作為ルーレットで選ぶ際に、フランスの誇る最強王者リネール選手の階級に決まったことだ。
電子ルーレットはブラックボックスであり、開催国のフランスの思い通りにできるはずだ。
たまたまかもしれないが、意図的にフランスの望む階級を選んだと思われても仕方がない、疑惑の残るやり方だった。
そして、最も物議を醸したと言っていいのがこれだろう。
ボクシング
女子ボクシングに、肉体的に男性のボクサーの出場をIOCが許した問題だ。
アルジェリアのヘリフは当然のように金メダルだった。体が男なのだから当然だろう。
しかし、調べてみると、そう簡単な話ではなさそうだ。
まずはリン選手の戦績。2013年から女子として試合に出続けているようだ。
そして、我々が受けた印象とは違い、男として暮らして来た後で急に女だと言い出したわけではない。性分化疾患という珍しい問題を抱えて生きて来たようだ。
そこに国際ボクシング協会とIOCの判定基準の違いにより今回の問題が持ち上がった。
ケリフ(ヘリフ)選手も同じく性分化疾患のようだ。
難しい問題ではあるが、私としては、筋力など男女による肉体の特性の差により商売を左右される競技の場合は、肉体的な性別を判断基準にすべきと考える。
バスケット
フランス戦で勝利目前の日本の河村選手がファールを取られたプレーだ。このワンプレーで、結果的にフランスは負けから勝ちに結果ぎ変わったのだから、大きな誤審だった。
サッカー
次はサッカーでの疑惑のオフサイドだ。
相手選手を背負ってボールを受けてオフサイドがあり得るのか?ルールがそうなっているなら、ルール改正の必要がある。
アーティスティック・スイミング
次はAS (アーティスティック・スイミング)の新ルール問題。新ルール作成に関与したメンバー国が有利になるのでは不公平極まりない。
柔道
柔道混合団体決勝の、「無作為ルーレットは作為ルーレットじゃないか疑惑」。
フランスにとってベストの、絶対王者リネールの階級が選ばれるとは、余りにも幸運過ぎるだろう。やらせと言われても仕方がない。
リレー
そして男子100m×4リレーの組分け。
いくら、開催国として盛り上げる必要があると言っても、これはやり過ぎだろう。
さらに決勝のレーン決めでも。
スポーツクライミング
スポーツクライミングでは、リードが得意の森が、ボルダーの第一課題において低身長ゆえにスタートポジション辿り着けない事件が起きた。これでは技術以前の問題だ。
これが"森いじめ"だと問題なっている。
オリンピックは要らない
アメリカの敵であり、支配者層の最大の宿敵ロシアと、その仲間のベラルーシが排除されたままのオリンピック。
BRICSのオリンピックと言える「BRICSスポーツ大会」が97の参加国を集めて行われている現在、もうオリンピックは役目を終えたのでは、と思わせるのに充分なオリンピックだった。
今回が最後のオリンピックになっても私は構わない。
今後は、政治に左右されない、純粋にスポーツ選手のためだけに開かれるスポーツ大会としてのBRICSスポーツ大会に日本は参加していけばいいのだから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?