映像はAIによって簡単に作られた
Vol 57
最近、中国のメディアプラットフォーム[百家号]にアカウントを持ち、日本の[note]と並行に運営しています。本来は同じ内容を両プラットフォームで公開するつもりでしたが、ルールと機能が違うため、仕方がなく、2つの舞台で異なるパフォーマンスをしています。
「百家号」のプラットフォームはコンテンツ面でやや規制があり、利用者の表現の自由は制限されています。しかし、文章の誤りを修正したり、ユーザーのパフォーマンスにこいての問題を分析して改善方法を提案したり、運用面ではきめ細かい支援を行ってくれます。
noteのプラットフォーム上では、日常生活で見たり考えたりしたことを日本語と中国語で自由に書き込み、新鮮でリアルに表現できます。しかし、noteはAIや動画制作のサポートという点では百家号より明らかに遅れています。
とりわけ、ユーザーにAIの創造を試す機会を提供するという点で、百家号は便利で簡単に学び、使いこなすことができ、中国がAIの発展と普及の面で日本より進んでいることを示しています。
文章や画像の作成・編集、アップなどの操作方法に慣れる期間を経て、AIを体験してみるようになりました。先日の2篇は、AIが作成した記事の体験記を書き、記事審査システムにおける言論の自由の制限についても苦言を呈しました。この問題はすべてAIのせいでないことがわかりながら、勤勉で黙々と働いているAIだけに愚痴をこぼすしかないのです。
百家号のAIが記事を書く能力がわかったので、AIの動画制作効果を体験してみたくなりました。
AI動画作成ページのいろいろな制作機能はまだよくわかりませんが、ただ記事を完成した際、設定項目で[自動動画生成](AIに任せる)を選択すると、記事が公開されると同時に、同じ内容の動画も作成されたのです!
動画には、記事の写真の一部が使われているほか、記事の表現にマッチした大量の日本語画像素材やアニメーションが補足されています。
これらに知的財産権侵害の問題があるかどうか少し心配ありますが、AIにはその判断能力があるのでしょう。
動画の画像の一部が間違ったパッチワークになっているとはいえ、これほど素早く、滑らかに、しかも滅茶苦茶滑稽に見えないようにできるのは、ハイレベルな編集者でも手の届かないところでしょう。
記事と動画は同時に公開されると、記事の読者数と動画の視聴者数は比較になりません。 明らかに、最近は文章を読む根気のある読者が減っており、動画メディアの方が身近な存在になっています。
より良い情報発信のために、私たちは記事から動画への移行を受け入れなければならなかったのです。
この経験は、文章の内容にマッチした映像はまだ手放しでAIに任せることができないことを示しています。時代は急速に変化しており、学びはまだ途中にあります。
以下の2本の動画は、私がかつてnoteに掲載した2本の記事をもとにAIが自動生成したものです。中国語しかありませんが、クリックしてAIによる独自編集の成果をご覧ください。
映像1:一位50后的日本自驾游计划 (baidu.com) (日本での車の旅)
映像2:错觉和误解如此产生 (baidu.com) (錯覚と誤解はこうやって生じた)